仕事先にほど近い駅前に喫茶店がある。珈琲を飲んだことはない。店先に自家製の麺麭を並べている。香りが良いのでつい買ってしまった。
サイズは両の掌に余り一斤半。かなり大きいが、食べてみると驚くほど軽い。小麦粉をめいっぱいに膨らませたようだ。そのせいか、焼き上がりも早くいつもの時間通りに焼くと黒焦げになってしまう。回転の速さを必要とする喫茶店のモーニングサービス用には、そうした特徴が適しているのだろう。
マーガリンとの相性が抜群に良いのは確認済みだが、ジャムではどうか。あるいはピザトーストにするとどうか。一斤半を消化するまでに、試すことが多そうだ。
小判草小粒剥がれてしまいけり
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