NASAが宿泊業をやると発表したことで、ニュースになっている。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45860110Y9A600C1000000/
このニュースに出てくる宇宙ステーションと言う言葉が、いまさらながら少々気になった。宇宙と言いながら人類はまだ地球のへりをちょっと出るのに成功しただけに過ぎない。広大な宇宙空間に比べれば、ほんのわずかの距離をのばしただけだ。句会の折に、和田悟朗もよくそんなことを言っていた。
実際、宇宙ステーションはまだ地球の重力圏内にある。地球を飛び出て、宇宙空間に居るわけではない。まして、太陽の重力圏を脱するのは当分できない。宇宙ステーションなる名称は、やっと地球の大気を脱した喜びから付けた白髪三千丈的な誇張である。
当初は笑って見過ごせたが、そろそろ誇張が鼻につく時期となった。地球周辺ステーションぐらいが妥当な線か。
時の日に先立ち今日の時計草
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