mixiユーザー(id:6806513)

2018年12月03日22:37

191 view

#243 愛のろくでなし4 国際フォーラムC

#243 甲斐よしひろ 愛のろくでなし4
at 国際フォーラムC 
にみる「ソロホールツアー」の終焉
※このツアーがよかったと感じた方は不愉快かもしれないので注意※





2011年、愛ろくスタート時のオープニング「エキセントリックアベニュー」は挑戦だった。ソロツアーのセットリストは「どこに戻るか」が大きな比重を占める。
この年は「ソロ1期」に向いていた。しかし手探りだったことは、後半は甲斐バンド定番曲に戻ったことでみてとれる。

そして2012年、甲斐はギャンブルに出た。ソロ1期「レッドスター」のオープニングは時代を撃つ気分を打ち出した。そして「カオス」「渇いた街」「橋の明かり」と、待望の名曲を唄い、ラストは「スマイル」で締めた。
最高のセットリストだった。

しかし、愛ろくは3年間封印され、若いミュージシャンとやるビルボードツアーがもうひとつのソロツアーとして定着した。

2015年愛ろく3、オープニングは「感触」だった。むろん最高傑作「レイン」をはじめとしたソロ曲はある。が、3年間のブランクと感触のオープニングは、3年前の愛ろく路線からの撤退を意味していた。

そして今年愛ろく4、甲斐が選んだ地点は77年のソロアルバム「翼あるもの」だった。
もはや「ソロホールツアー」として向くべき地点は残されていない。

それが興業的な理由か甲斐のモチベーションの問題かわからないが、愛ろく2のようなセットリストをやるには、愛ろく、ビルボード以外の
枠組みが必要なのだろう。
ならば、それが提示されることを願う。
愛ろくは、もう終わりだ。
2 10

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する