●ヨハネス・ブラームス (1833-1897、ドイツ)
[1]
・交響曲第2番
・セレナーデ第1番
[2]
・交響曲第1番
・セレナーデ第2番
[3]
・交響曲第3番
・交響曲第4番
マリオ・ヴェンツァーゴ指揮タピオラ・シンフォニエッタ (2015〜2017録音、Sony Classical)
今さらブラームスの交響曲全集を新たに購入かと思われそうだが、「重くないブラームス」もいいかなと、つい衝動買い。フィンランドの小編成のオーケストラによるブラームスである。「Brrrraaaahmsではなく、Brahmsを演奏しよう!」ということらしい。ブラームスの交響曲第4番を初演したマイニンゲン宮廷管弦楽団とほぼ同じサイズのオーケストラによる、ヴィブラートを抑えた弦などピリオド・スタイルを採り入れた演奏である。感情過多な表現はなく、やや速めのテンポの澄んだ響きのブラームス演奏が聴けるCDである。1枚目の第2番とセレナーデは、「重くない演奏」が何の違和感もないが、「重厚な」第1番はどうだろうと思うと、確かに耳に馴染んでいる演奏とはだいぶ違って新鮮だ。第4楽章の有名な旋律も、速いテンポで軽やかに流れ、なかなか面白く聴くことが出来た。第3番、第4番も、これまで聴いたのとは少し雰囲気が違って聞こえるのが面白い。たしかに、何度も聴いている曲が新鮮に聞こえるCDである。
ログインしてコメントを確認・投稿する