最近購入したCDは2枚。最近行った演奏会に関係したCDである。
●「私のアルメニア」
・コミタス: 鶴
・コミタス: あんずの木
・コミタス: 7つの民族舞曲
・コミタス: 春が来た
・バグダサリャン: ラプソディー
・バグダサリャン: 夜想曲
・ミルゾヤン: 序奏と無窮動
・ハチャトゥリャン: 詩曲
・ハチャトゥリャン: 「ガイーヌ」からウズンダラ/剣の舞
・ババジャニャン: 6つの絵
セルゲイ・ハチャトリャン (ヴァイオリン)/ルシーネ・ハチャトリャン (ピアノ)
(2014録音、Naive)
アルメニア音楽を堪能できる1枚である。先日アルメニアのヴァイオリニスト、シャーガルジャン氏と、秋場敬浩氏の二重奏で聴いたアルメニア音楽に感動し、たまたま見つけたこの1枚を購入したものである。アルメニアのハチャトリャン姉弟による演奏だ。先日の演奏会で初めて聴いたコミタスの「鶴」や、同じく演奏されたバグダサリャンの「夜想曲」(これは初めて聴いた曲ではないが)も収録されているのもよい。改めて聴くと、「鶴」も「夜想曲」も、もちろんその他の曲も、良い作品だなと思う。アルメニアの音楽は、西欧の音楽とは趣が違い、むしろアジア的な感覚で、我々日本人にも通じるところがある。特にコミタスはアルメニアの民族音楽を収集して作品に残し、アルメニア音楽の父といわれる。バグダサリャンの「ラプソディー」も、なかなか面白い作品だ。ババジャニャンの作品は、少しシリアス系である。
●「ロシアン・ロマンティックピアノ音楽集」
・ボルトキエヴィチ: ピアノソナタ第2番
・メトネル: 瞑想
・メトネル: おとぎ話
・リャードフ: 前奏曲 変ニ長調
・リャードフ: 前奏曲 ロ短調
・スクリャービン: 幻想曲
・レビコフ: 「クリスマスツリー」よりワルツ
・レビコフ: かぎたばこ入れ
・クライスラー (ラフマニノフ編): 愛の挨拶
・クライスラー (ラフマニノフ編): 愛の悲しみ
・ラフマニノフ: ヴォカリーズ
・リャプノフ: レスギンカ
ナデジダ・ヴラエヴァ (ピアノ) (2007録音、Music & Arts)
タイトルのとおり、ロシアのロマンチックなピアノ音楽が堪能できる1枚である。先日のボルトキエヴィチ演奏会の会場で売っていたもので、その時に聴いたヴラエヴァの素晴らしい演奏に感銘し、しかもその場で「これは良いCDだよ」と背中を押す人もいて(笑)、つい買ってしまったが、たしかにこれは素晴らしい。完全にヴラエヴァの手中に入っているボルトキエヴィチのピアノソナタ第2番は、そのヴラエヴァの録音で2通り聴けることになった。他の収録曲も、意外と初めて聴く曲が多いことに気付いたが、珠玉の名曲集ともいえるこのCDは、十分に楽しめる。買って正解のCDだった。ヴラエヴァはブルガリア出身のピアニストで、知られざる名曲の発掘にも尽力している方で、まだまだ宝の山がクラシック音楽史の中に埋もれていることだろう。
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