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2017年05月04日20:39

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【音楽】 最近購入したCD 〜黄金週間前半

黄金週間はのんびりと好きなように過ごすことにしている。日記に書いたように、4/29は「死の快走船」を読了したあとは映画を3本観て、4/30は伊福部昭百年紀演奏会に行き、5/1〜5/2は関西に小旅行。5/3はその旅行記を書いてアップした。「あんな下らない駄文の旅行記を書くのに1日がかりか」と言われそうだが、思うより時間はかかるのである。まずざっと下書きをし、持ち帰ったパンフレット等を見ながら補足し(にわか知識を、いかにも前から知っていたように書く)、地図を見て地名など固有名詞に誤りがないかを確認し、その上で冗長な箇所を削ったり、文章の流れが不自然なところを直したりと推敲。一方、撮影した写真はパソコンに取り込んでプリントし、旅行記用に使用する写真を選択。(大体いつも撮った写真の6割くらいを使用) そして、ホームページ作成ソフトで編集してアップ。いつもほぼこんな感じである。

さて、今日は旅行前の4/30に購入したCDを中心に音楽を聴いて、自宅でのんびりと過ごした。というわけで、やっと本題。最近購入したCDの紹介。


●エマニュエル・セジョルネ (1961-  、フランス)
 ・マリンバと弦楽のための協奏曲(2015版)
 ・マリンバ四重奏のための「ゴタン」協奏曲

●伊福部昭 (1914-2006、日本)
 ・ラウダ・コンチェルタータ

   ボグダン・バカヌ (マリンバ)/ウェーヴ・カルテット
   クリスチャン・マンデアル指揮 ルーマニア国立交響楽団  (2016録音GENUIN)

先日、塚越慎子さんのマリンバによる伊福部の「ラウダ・コンチェルタータ」のCDを購入して聴いたら、併録のセジョルネのマリンバ協奏曲の方も気に入ってしまい、バカヌのマリンバ演奏で聴きたくなって購入したもの。セジョルネの曲はもともとバカヌのために書かれたものである。塚越さんの演奏は二楽章構成の2004年版だが、こちらは2015年に新たに第1楽章が加えられた三楽章構成版で演奏されている。その第1楽章がまたカッコイイ曲で素晴らしい。塚越さんの演奏との聴き比べが出来る第2楽章と第3楽章(2004年版では第1、第2楽章)も、塚越盤同様に素晴らしい。(第3楽章は塚越盤の方がいいかな。) 「ラフマニノフのロマンティシズムとリリシズムに共感を持って」というのもよく分かる美しい曲である。このCDで初めて聴く「ゴタン協奏曲」も、これまた非常によい。マリンバ4台の協奏曲は他に知らないが、21世紀においても、こんなに美しくカッコイイ曲が出来るのかと嬉しくなってしまう。個人的にはおなじみの伊福部の「ラウダ」も、日本人以外の演奏で聴くのは初めてで新鮮である。


●伊福部昭 (1914-2006、日本)
 ・北海道讃歌  (詞:森みつ)
 ・帯広市市歌  (詞:外山雅一)
 ・音更町町歌  (詞:三村洋)
 ・池田町町歌  (詞:清原千晴)
 ・札幌市立琴似小学校校歌  (詞:山下秀之助)
 ・釧路市立美原小学校校歌  (詞:更科源蔵)
 ・釧路市立湖畔小学校校歌  (詞:風巻景次郎)
 ・鵡川小学校校歌  (詞:更科源蔵)
 ・福島市立平野小学校校歌  (詞:清水延晴)
 ・韮崎市立韮崎北西小学校校歌  (詞:小池藤五郎)
 ・世田谷区立玉堤小学校校歌  (詞:阿部ナヲ/長田美雄)
 ・名寄市立名寄東中学校校歌  (詞:入江好之)
 ・札幌市立向陵中学校校歌  (詞:飯田広太郎)
 ・那智勝浦町立宇久井中学校校歌  (詞:瀧川貞蔵)
 ・北海道阿寒高等学校校歌  (詞:柏倉俊三)
 ・札幌創成高等学校校歌  (詞:清水武)
 ・北海道新得高等学校校歌  (詞:阿部戸一)
 ・名寄女子短期大学校歌  (詞:小池栄寿)
 ・大洋紡績株式会社社歌  (詞:佐藤勇介)
 ・全開発の歌  (詞:沢谷純一)

   根岸一郎 (バリトン)/河内春香 (ピアノ)   (2016録音、Three Shells)

縁も所縁もない町の町歌や学校の校歌集など買ってどうするのかと思っていたが、気になっていたのでついに購入した。聴いてみると、これが見事に伊福部音楽なのである。明るく溌剌とした歌ではなく、暗く重々しい歌ばかりだ。そのことは伊福部氏も述べているように、「子供たちが歌うものだから軽やかなものをと意識したがうまくいかなかったようだ。私の音楽はときに重いといわれるので、大勢で歌うのにふさわしいのかとも思ったが、私に頼むのだからそれでいいのだと考えることにした」という訳で、どの曲も、北海道の大地(あるいはその土地)に根差して、しみじみと歌われる歌曲という趣である。例外的にちょっと明るい(?)のが、関西(和歌山)の「宇久井中学校校歌」、勇ましいのが労働組合の歌である「全開発の歌」だ。このようなCDが作られること自体が貴重だが、そこはThree Shellsである。また、何かやってくれるに違いない。


●伊福部昭 (1914-2006、日本)、他
 ・九人の門弟が贈る伊福部モチーフによる讃
  −ゴジラの主題によせるバラード (芥川也寸志)
  −Omaggio a maestro A.Ifukube (池野成)
  −幻の曲 (石井眞木)
  −狂想的変容 (今井重幸)
  −Felicidades El Maestro! (原田甫)
  −Homage to Akira Ifukube (松村禎三)
  −Omaggio al maestro Ifukube (真鍋理一郎)
  −Godzilla is dancing (三木稔)
  −Hommage a A.I. (黛敏郎)
 ・子供のためのリズム遊び
 ・組曲「イワンと子馬」
 ・「セロ弾きのゴーシュ」より
 ・「インドの虎狩り」

   水戸博之指揮 オーケストラ・トリプティーク
   ドミトリー・フェイギン (チェロ)  (2016録音、Three Shells)

2016年5月7日に行われた「伊福部昭百年紀Vol.4」のライブ録音である。5/31発売のCDだが、先行で入手した。この演奏は会場でも生で聴いており、内容はそちらに記したとおりである。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1952520472&owner_id=12784286

ただし、最初の「胡哦」と最後の「聖なる泉」、およびアンコール演奏の一部は、CDの容量の関係で除かれているのが残念。伊福部作品は長く埋もれたままになっているものも多いが、それを発掘して演奏しているオーケストラ・トリプティークと、CDを作成しているThree Shellsに感謝。
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