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2017年01月22日23:09

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父帰る・藤十郎の恋/菊池寛

菊池寛戯曲集、岩波文庫版。切れ味の鋭い、という形容がぴったりくる。ワン・アイディアを徹底的に突き詰めた無駄のない構成だけに、逆に実際に演じるのは難しいかもしれない。短編小説を素材にした作品も多いが、「敵討以上」は「恩讐の彼方」より落ちるが、「藤十郎の恋」は対話の緊迫感の際立つ戯曲版の方が良い。
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