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2016年12月10日21:58

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中村文則「悪意の手記」

死の病にかかった私は、死の恐怖から逃れるために「人生に意味がない」と思おうと努力し、それに成功したかに見えたが、生還してしまう。
そして、親友を池に突き落として死なせる。
私は、絶対的な悪になるために、良心の呵責などないと思いこもうと努力する。
しかし、努力すること自体、悪に染まれない(絶対的な悪ではない)ということだったのだ。
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