友人からとある外食企業の財務分析を依頼されて、業績の他に年収データなども調べていたら、Yahoo!ファイナンスのポートフォリオ機能で、上場企業は簡単に平均年収や平均年齢も集計できることが判明。既に流通企業については業態別にポートフォリオを作成していたので、カンタンに集計することができた。売上高い企業が年収も高い傾向はある程度あるが、意外な企業も多く含まれていた。乳製品を扱う食品卸のラクトジャパンや、ジーンズのリーバイストラウスなどは、売上規模の割に年収高く驚いた。アベノミクスの先行きが怪しくなってきた昨今。とくに外食や小売は給与水準がいまだ低く、人手不足の原因になっているが、荒利も低い商売なので、すぐに給与を上げる分けにもいかず構造的な問題であるのが悩ましい。
下記は業態別の単純平均。画像は各業態トップ5の顔ぶれ。
平均年収 千円 平均年齢 歳
卸売業 5,831 41.4
コンビニ 5,538 39.4
百貨店 5,352 43.1
ドラッグストア
5,328 37.3
通販 5,207 35.8
スーパー 5,038 40.4
外食 4,854 37.0
ホームセンター・ディスカウント
4,850 38.7
アパレル 4,791 37.3
家具・雑貨 4,628 37.3
家電・PC 4,499 35.9
その他 4,392 38.1
総計 4,999 38.4
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