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2015年10月29日00:33

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#224  愛のろくでなし3 in Zepp Tokyo 【ネタバレ(もういいか)】

25日の夜、甲斐がいちばん懸命に唄っていたのは「暁の終列車」。
何故だろう?
名古屋・大阪が歌詞ぐだぐだだったからか?

「こころ傷つき疲れ果てた人が降りるという駅」とは何だろう?
駅と言う言葉は「レイン」にも登場する。
「次の駅へと誘うように 行き場のない涙」
この「次の駅」とは?

考えてみれば、「暁」とは日の出前のことだ。
暁の中走り出すのは、「終列車」ではなく、始発列車じゃないのか?
ならば、ありえない列車が走り去る先は、この世ではないのではないか。
レインの「次の駅」とは「暁の終列車」が走り去る先の駅。
つまりパラダイス(天国)という幻想。

しかし、「レイン」での甲斐は、悲しみに暮れて現実逃避するだけではない。
それこそが真実なのだと、あの心臓の鼓動のようなリズムに合わせて「オレの名を呼んでくれ」と叫ぶ。
押し寄せる闇を隠すためにシェイドを降ろそう、と決意する。
闇はいつか自分をとらえる。それは真実だ。だからこそ、せめてすべての星よ、彼女を、二人を照らしてくれ、と叫ぶ。

甲斐が「暁の終列車」を唐突に選んだ理由。
それはわからない。
ただ、「レイン」のワンコーラス目で
「Call My Name 抱きしめて」でなく、「Call My Name 叫ぶのさ」と唄ったのは、
故意だったんだと、思う。
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