mixiユーザー(id:4601390)

2015年08月25日17:54

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待合室大型液晶画面

 健康診断の順番を待ちながら待合室の大型TVを見ていると、「天地明察」の作家が出ていた。
 出てきた理由はどうでも良いが、そのおかげで「天地明察」が2010年の本屋大賞を受賞していたことを知った。ちょっと吃驚した。ブックオフで手に入れて読んでみたことがあるが、それほどの本とは思わなかったからだ。
 伊能忠敬ではもうネタにならないから、むりやり他の素材を探した。というような気がした。今から思うと、ガウス・フンボルトという対照的な二人を取り上げたドイツの小説「世界の測量」と無意識に比較していたところがあるかもしれない。主人公の渋川春海と和算の関孝和の比較に、似たような発想を感じる。
 読んだことも、おぼろになりそうな小説だったが、思わぬきっかけで思い出すことになった。


  ワイドショーのあとバリウムの秋が来る

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