mixiユーザー(id:6806513)

2015年07月26日15:39

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池澤夏樹「終わりと始まり」

朝日のコラム。
「スティルライフ」や「マリコ・マリキータ」「マシアスギリの失脚」が好きだし、最近では「君のためのバラ」はよかった。ああいうさわやかな小説を書く人が、コラムとなると、かなり紋切で、読みずらい。

何故だろうと考えた。
柔軟性に欠けるのだ。
原子力は悪、沖縄は被害者・・・、わかってるよ、と思う。
あんたに期待するのは、あの小説のような静かな語りなんだがな。
まあ、大きなお世話だ。コラムなのだから言いたいことを言わねばならない。

そして、自らを「知識人」と呼ぶ感覚はちょっとな。
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