GW前後あたりで読んだ本を書いておく。(単なる備忘録)
●「ポホヨラの調べ」 (新田ユリ著、五月書房)
シベリウスを心から愛する女性指揮者による、シベリウスや北欧クラシック作曲家の作品についての内容の深い本。巻末の「北欧の作曲家200人」もよい。これを見ると、まだまだ北欧には知らない作曲家・作品が多いことを痛感する。聴いてみたい曲多数。(また広島に行きたくなる)
●「シベリウスと宣長」 (新保祐司著、港の人)
本居宣長の「敷島のやまとごころを人問はば朝日に匂ふ山桜ばな」にシベリウスの音楽に通じる魂の音を聴く、ということで、宣長のみならず、小林秀雄、島崎藤村、信時潔、東山魁夷、グレン・グールドなど色々な人物に絡めて、「特愛」するシベリウスについて熱く語った本。
●「素数はなぜ人を惹きつけるのか」 (竹内薫、朝日新聞出版)
最初の方は中学生でも分かるような易しい話だなと思っていると、途中からリーマン・ゼータ関数が出てきて、リーマン予想から、原子核のエネルギー準位、超ひも理論の話まで出てくる。素数にまつわる話が分かりやすく書かれている本。
●「宇宙のダークエネルギー」 (土居守、松原隆彦著、光文社新書)
宇宙の構成物のうち実態がわかっているのは全体の4%だけ。残りの「何か」のうち、宇宙の73%を占めるのが「ダークエネルギー」だが、まだ正体は解明されていない。この本は、ダークエネルギーに関する研究の端緒から現在までの経緯をまとめたもので、興味ある人には面白い本。
●「ニッポン旅みやげ」 (池内紀著、青土社)
旅先で見つけたちょっと面白いものあれこれ。観光地でもない場所で思いがけないものに出会う楽しみには大いに共感できる。(「ひろくんの旅日記」も基本路線はそうなのだが...)
●「地図でたどる多摩の街道」 (今尾恵介、けやき出版)
多摩30市町村の街道を、新旧の地図を比較しながら、あれこれ論じた本。この手の本は好きなので、つい買ってしまうことが多いし、道歩きの参考にもなる。
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