mixiユーザー(id:4601390)

2015年01月18日11:42

125 view

体温維持体調維持

 昨日は仕事の関係で、午後から吹きさらしの中を半日過ごした。雨が通り過ぎた直後だったのは幸いだが、どえらく寒かった。場所が日陰であったことも体を冷やしてくれた。

 八〇年代後半の一時期に月に一度必ず通った場所があった。とある美術家が、持っている建物の一部を画廊としていた。その画廊を根城に、知り合いの画家がメンバーをかき集めてなにかと議論する集団を構成していた。当方に美術の素養はないが、何かと口うるさい面を期待されたらしく、メンバーの一員となっていた。議論自体は結構楽しかった。足かけ五年ほどは活動していただろうか。

 画廊はとうになくなっているが、昨日の作業場の近くだった。仕事が終わった夕刻に、そこまで足を伸ばしてみた。町並みに記憶していた面影は多少残っていたが、さすがに画廊自体の原形はとどめず、その後開通した地下鉄の駅の階段に変わっていた。
 まあ、なくなっていることを確認するために足を運んだようなものだが、午後からの作業の疲れもあり、体を芯からさらに冷やすことになった。

 長々と湯船につからないと体は元に戻らないだろうと感じて、帰宅してから珍しく長湯してみた。湯船の中では三〇分ほど眠りこんだ。その前後で、一時間ほどかかっただろうか。おかげで体温は元に戻ったが、驚いたことにまったく湯中りしなかった。浴室が寒いせいだろう。
 あらためて、我が家は吹きさらしの崖の上の家だということを確認した。

  氷結の浴室 朝の日の中に

1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する