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2015年01月07日08:36

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俳句参集会鑑賞記二


 二部は「短歌・Twitter・文学フリマ」と題打ち、中山奈々・久留島元が聞き役となって、歌人の土岐友浩から、ITネットワークと連動した若き短歌フリークたちの盛り上がりぶりを拝聴する趣向で行われた。

 愚生も五七五七七をたまに書くのだが、他人が何を書いていようと全く気にならないところがあり、ぼうと聞いていた。それでも、歌人五島諭に関するエッセイの話が面白く、それをネタにしたマンガ「わたしの五島さん」がありますよという部分に聞き耳を立ててしまった。散財すると後が苦しいぞというささやきを無視して買ってしまった。
 「トニオ・クレーゲル」(トーマス・マン)を愛読していた北杜夫の気分はこんなものだったかもしれない。最近、「ドミトリーともきんす」(高野文子)というマンガも読んだのだが、湯川秀樹を眺める若き頃の朝永振一郎の視線も、その関係で思い出した。

 話を二部に戻すとトークの内容は、なぜFaceBookではなくTwitterなのか、その辺に見えてこない部分があるようで、短歌はえらく賑やかですねえで終わった観がある。あらためてTwitterでの盛り上がりぶりをトレースしようという気には現時点でもなっていない。

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