234.介護実習3日目　(2013.12.19. 172日目)

234.介護実習3日目　(2013.12.19. 172日目)

今日の実習では、入浴介助の補助をさせて頂きました。

昼休み、他のフロアで実習をしている二人の女性が「今日の午前中は入浴の介助をさせてもらった」という話しを聞き(僕たち実習生3人は3つのフロアに分かれて別々の担当者につき別々の実習をしています)、僕も是非入浴の介助をさせてもらいたいと思い、僕も自分の担当者に今日は入浴介助をさせて欲しいと伝えた所、午後からの入浴介助の補助をさせて頂ける事になりました。

ただ、今日の入浴予定者の名前をお聞きした時になって始めて、この施設の利用者の大半は女性であり今日の入浴予定者も全て女性であった事に気が付きました。

しかし、ここで僕が動揺したり、恥ずかしがっていては、利用者さんを不安な気持ちや恥ずかしい気持ちにさせると思い、僕は平静を装い、職員さんの声掛けややり方を真似させながら入浴の介助をさせて頂きました。

当初は簡単な補助だけさせて頂くものと思っていましたが、洗髪や背中や足を洗うお手伝い、髪や足の指先を乾かすお手伝い(職員さんと変わらないお仕事)までさせて頂く事が出来ました。

一人目の方は、「僕に流してもらった背中がお風呂から上がった後もとても暖かい」と言ってくれ、二人目の方は、頑固そうな方でしたがとても気持ちよさそうな表情で、三人目の方は(入所されてまだ日が浅い方でしたが)「こんなに気持ちのいいお風呂に入ったのは何十人ぶりかしら、まるで旅行に来たみたい」ととても喜んでくれました。

120％の集中力で臨んでいる実習なので、実習後の報告書を書く頃には、心身共にかなりの疲れが出て、頭の中では一日の記録を正確にまとめる事も出来ない状態になっていますが、そういう声が聴けて今日もとても満足感のある一日になりました。