『ずっこけマン』〜宿題詩from-tom-good〜

私に降りかかる雨は
いつもギリギリのところで
貴方が振り払ってくれる
時々自慢してスーパーマンを気取って

俺についてこい

って手を引いてずっこける貴方に
私が高笑いでつつくと

ごっめーん

って笑ってウインクしてる
本当は私の足元のくぼみを避けてたのね


玄関の向こうはいつもどしゃ降りで
走りだす貴方の背中は
それでもやわらかく

雨をうけながら踊っているように





［宿題テーマ］
(能ある鷹は爪を隠すどころか爪切りを扱う)