mixiユーザー(id:12784286)

2013年08月11日23:16

64 view

【音楽】 オーケストラ・ダヴァーイ演奏会@みなとみらい

オーケストラ・ダヴァーイの第7回定演を聴きに、横浜のみなとみらいホールに行ってきた。

本日のプログラムは次のとおりである。

・ボロディン:歌劇「イーゴリ公」より
   「ポロヴェツ人(韃靼人)の娘の踊り」
   「ポロヴェツ人(韃靼人)の踊り」
・カリンニコフ:交響曲第1番
・ラフマニノフ:交響的舞曲
 (指揮:森口真司)

「今日はロシアの美メロ特集か」というような楽しいプログラムである。
異常な暑さの中、横浜みなとみらいの会場に行き、招待状をチケットに替えて入場。入口は長蛇の列で、夏休みの最中だからなのか、このオケの人気なのか、招待状をばらまき過ぎなのか、予想外の人出に驚いた。

銀行員のような風貌の(?)指揮者が登場し、まずはボロディンから。
実は「イーゴリ公」を全曲聴いたことはない。もともとボロディン自身が完成出来ずに世を去り、リムスキー=コルサコフらが残りを完成させたという作品だが、「序曲」と「ポロヴェツ人(韃靼人)の踊り」ぐらいしか知らないことに今さらながら気付いた。

そんな訳で「ポロヴェツ人の娘の踊り」が始まった時、初めて聴く曲のわくわく感があった。実際に歌劇ではどのような場面なのか知らないが、娘たちの艶かしい踊りが目に浮かぶよう(な気がする)。

「ポロヴェツ人の踊り」は、何度も耳にしている有名曲だが、最初に出てくるメロディーの美しさと言ったら! うっとりするような木管の奏でる旋律に耳を傾ける。この時の、コンマスの女性の表情も良かった。「身内」の演奏にうっとりしているような表情! (2年前の「シェエラザード」の時も思ったのだが、この女性コンマスの演奏中の表情は私は好き。)
うっとりするようなメロディーに始まり、時に激しく時に優しく、次々と化学反応が起きるように曲は変化し、きれいに演奏を終えた。

次は、個人的に本日のメインであるカリンニコフの交響曲第1番。今はそんなに超マイナー作曲家というほどではなくなったかもしれないが、まだまだ作品が演奏される機会が多いとは言えないだけに、貴重な演奏である。

冒頭からいきなり甘美なメロディー。初めて聴いた瞬間にすっかり心奪われてしまった曲だが、期待を裏切らない、というより生で初めて聴いたことにより、ああこの部分もこんなに素敵だったかと、新たな発見があった気がする。(いかに普段CDでは適当に流しているか、だが。)
甘美なメロディーの第1楽章、どこか郷愁を誘うような素敵なメロディーの第2楽章。第3楽章のスケルツォ風楽章のトリオの、哀愁漂うようなメロディーも素晴らしい。そして前3楽章のメロディーが再び現れる第4楽章。改めて名曲だと気付かせてくれた演奏だったと思う。

さて、休憩のあとはラフマニノフ。ロシアの「美メロ」メーカーの筆頭格の人だが、実は「交響的舞曲」は、最初にCDで聴いた時はよく分からないという印象だった。「舞曲」というよりは勇ましい行進曲のような感じで始まったかと思うと、やはりラフマニノフだなという美しいメロディー。第2楽章はワルツっぽいけど、第3楽章はなんだか色々出てきて、よく分からないまま終了。しかし、今日生で聴いて、やはりラフマニノフの魅力が凝縮された作品なのだと思った。本当はこんなに楽しい曲だったんだな。最後に銅鑼がしばらく鳴り響くのだとは、今まで知らなかった。(銅鑼の音が消えないうちに、どこからかわずかながら拍手があったが、指揮者が指揮棒を降ろすまでは止めましょうね。)

アンコールは、やはりチャイコフスキー。ロシアの「美メロ」作曲家として重要な人物を忘れちゃいけないという訳で、「くるみ割人形」から「パ・ド・ドゥ」、「白鳥の湖」から「スペインの踊り」。最後まで「美メロ特集演奏会」として、夏の暑さも吹き飛ぶ(といいのだが)楽しい演奏会だった。

オーケストラ・ダヴァーイはロシア音楽を専門にするアマオケである。
すでに定演も7回目を終え、安心して聴けるアマオケの一つだ。 これからも楽しみである。

会場の案内放送が日本語とロシア語で入るのもいい。実際ロシア人らしき客はほとんど見かけなかったが、雰囲気を出す意味では有効かもしれない。


6 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2013年08月>
日 月 火 水 木 金 土
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031