mixiユーザー(id:12784286)

2013年04月22日20:44

91 view

【音楽】 ユジャ・ワン ピアノリサイタル

昨日(4/21)、サントリーホールにユジャ・ワン(王羽佳)のピアノリサイタルを聴きに行った。
今回の来日は、水戸、東京、横浜、京都、さいたまと回り、最後が21日のサントリーホールとなるスケジュールで、その最終日である。

プログラムは次のとおり。
・スクリャービン:ピアノソナタ第2番
・プロコフィエフ:ピアノソナタ第6番
・リーバーマン:ガーゴイル
・ラフマニノフ:ピアノソナタ第2番

当初は、プロコフィエフのソナタ6番とリストのソナタ他となっていたが、本人の強い希望によりプログラムが変更された。つまり、リストよりもスクリャービンとラフマニノフを弾きたかった訳だ。これは演奏を聴けば納得する。特にラフマニノフへの思い入れは強いようで、ラフマニノフの演奏はもう圧巻だった。

とにかく「凄すぎる」としか言いようがない演奏だった。
いや、度肝を抜かれたと言ってもいいかもしれない。

ガンガン鳴らす訳ではない。それは最初のスクリャービンのソナタを聴いても分かる。弱音もきれいで、スクリャービンの抒情性を見事に表現。プロコフィエフも非常にいい感じで聴くことが出来た。

リーバーマンは名前すら初めて聞く作曲家だが、この「ガーゴイル」という曲もなかなか聴きやすいいい曲だ。(バリバリのゲンダイオンガクかと警戒していたが。) この曲を録音したCDがあれば入手してもう一度聴いてみたい。(たぶんユジャ・ワンが録音する?)

最後のラフマニノフは完璧。協奏曲とは違って「甘さ控えめ」なソナタを、圧倒的なテクニックで弾き通した。もちろんテクニックだけではない。「知」と「情」と「技」が全て備わった演奏なのだ。

今日のプログラムも「知」と「情」と「技」全てを高い次元で表現するための見事な選曲だったのだなとも、改めて感じた。凄すぎる!

ところで、今回の演奏会の衣装、話には聞いていたので驚かないが、前半がピチピチの黒いボディコンのミニ、後半はさらに露出の多い赤いボディコン、靴はエナメルのハイヒールというすごいものであった。席の位置によっては演奏に集中出来ないのではないかと、余計な心配もしてしまう(笑)。

拍手も盛大に鳴り、客席から立ち上がって拍手する人も何人も出てくるなど、私が行っている最近のクラシックコンサートではあまりない現象も起きた。その勢いもあってか、アンコール曲は6曲も演奏してくれた。

・シューベルト/リスト編:糸を紡ぐクレートヒェン
・ビゼー/ホロヴィッツ編:カルメンの主題による変奏曲
・グルック/ズカンバーティ編:メロディ(精霊の踊り)
・プロコフィエフ:トッカータ
・ショパン:ワルツハ短調op64-2
・ロッシーニ/ホロヴィッツ編:セビリアの理髪師

「カルメン変奏曲」のような超絶技巧を完璧に引いて大拍手に包まれたあとは、グルックの「精霊の踊り」のような曲も弾いてみせる。

もしかしたらアンコールは5曲の予定だったのかもしれないが、会場の雰囲気でもう1曲弾いちゃいました、という気もしたが、実際どうなのだろう。このままだともう2〜3曲行ってしまいそうだったが、客席の照明が点って、「これでおしまいですよ」ということになった。

当日券も100枚出ていたし、空席も多くて8割程度の入りだった。こんな演奏が聴けるのに空席とはもったいない! そのうち値段も上がりチケットも取りにくくなるだろうから、今のうちに聴いておこう!
9 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2013年04月>
日 月 火 水 木 金 土
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930