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2011年05月29日18:13

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【音楽】 エロチックな午後

今日はずっと雨なので、家でくつろいでいた。

で、タイトルを見て「こいつは一体ナニをしていたんだ?」と訝った方、ずっと音楽を聴いて過ごしただけですよ。

手持ちのCDから、なんとなく官能的な曲を選んで聴いてみただけ。

今日聴いた曲は次のとおり。

◎アルヴェーン:交響曲第4番「海辺の岩礁にて」
  N.ヤルヴィ指揮ストックホルム・フィル

アルヴェーンの交響曲では4番が一番好きなのだが、「シンフォニア・エロチカ」の別名もあるように、官能的雰囲気の濃厚な曲である。海辺の岩礁で男女が互いに求め合い、結ばれて幸福の絶頂を迎えるが、悲劇的な最期を迎える。「あ〜あ〜」だけの声が加わり、雰囲気を出している。


◎ラヴェル:「ダフニスとクロエ」
  P.ブーレーズ指揮ベルリン・フィル

この曲もはずす訳にはいかないだろう。「リュセイニョンの誘惑の踊り」や「クロエの哀願の踊り」もいいが、やはり第3部の「夜明け」〜「無言劇」にエロスを感じる。


◎ラヴェル:ボレロ
  P.ブーレーズ指揮ベルリン・フィル

この曲も聞きようによっては、徐々に興奮が高まり絶頂に至るといえる。


◎ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
  H.カラヤン指揮ベルリン・フィル

これもなんだな、牧神が水浴びをするニンフの幻想を見て、ヴィーナスを抱く妄想にひたるのだし...。フルートではCisの音は一番響かない。この音をわざと冒頭に持ってきて、気怠い感じを見事に表現したドビュッシーには感心する。


◎リムスキー・コルサコフ:シェエラザード
  H.カラヤン指揮ベルリン・フィル

まあ、物語が語られている場所が、ということで。しかし、ヴァイオリンソロによるシェエラザードの主題は、官能的な雰囲気があふれていて、やはりこの曲もはずせないだろう。


◎スクリャービン:交響曲第4番「法悦の詩」
  E.スヴェトラーノフ指揮ロシア国立響

ここらで真打登場。「法悦の詩」なんて訳すから宗教的な最上の歓喜の状態のように聞こえるが、もともとは「エクスタシーの詩」。やはり性的な歓喜の状態にある曲というのが正しいような気がする。この曲を聴いても、やはりそう聞こえるし(笑)。


◎グラズノフ:劇音楽「サロメ」
  I.ゴロヴスキン指揮モスクワ響

「サロメ」といえばR.シュトラウスのオペラが有名だが、グラズノフも捨て難い。2曲目の「踊り」は、ややオリエンタルな雰囲気だが、オリエンタルな曲って、官能的に聞こえることが多い...かな?


◎シェーンベルク:浄夜
  H.カラヤン指揮ベルリン・フィル

苦手なシェーンベルクの、数少ない聞ける曲。最後はきっちりと浄化させて終えよう。これも、全くの他人の男の子供を身籠った女の告白と、それを赦す男、ということで、「エロエロな雰囲気」とは別の意味で、やはり外せない曲だろう。


歌劇まで含めると、それこそ「官能的な曲」はいくらでもあるが、管弦楽作品に限ってもまだまだあると思う。

今日はこのあたりで終わりにしよう。
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