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2008年12月21日09:31

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初めての「山谷」/新宿救護センターの忘年会(第6回目)

先日、病院を辞めて今は山谷の訪問介護ステーションコスモスhttp://www3.ocn.ne.jp/~s.cosmos/index.htmlで訪問介護をしているという女性の話しを聞きました。

心に強い衝撃をうけました。

山谷ってどういうところなんだろう?http://www3.ocn.ne.jp/~s.cosmos/SANYA/sanya1.html
話には色々聞く事はあるけど、僕はいままで山谷に行った事は一度もありませんでした。どういう場所であるかを知るには、実際にその場所に行き自分の目で見て肌で感じるのが一番、そう思って昨日、はじめて山谷に行ってきました。

簡易宿泊所(一泊2500円程度)がとても多い場所でした。
思ったより整備された街並みに何だか違和感を感じました。
街にゴミは落ちていませんでした。
何か時代に取り残された場所であるような気がしました。

思い込みのせいかも知れませんが最寄の駅(南千住駅)を降りたときから、そして更に街に近づくにつれて胸と心が、ぎゅっと締め付けられるような、体の中からエネルギーが失われていくような気がしました。

地図を片手にコスモスに向かいました。
コスモスは「いろは会商店街」の中にあるとの事でした。
「いろは会商店街」の入り口で路上生活者に向かってワンカップのビンを投げつけいる人(酔っ払った人)の姿を目にしました。
立小便をしている人がいました。
小さな人だかりが出来ていました。
座布団を敷いて花札をしている人達がいました。

「いろは会商店街」は一見小奇麗なアーケード街でした。
土曜日の日中なのに大半のお店のシャッターはおりていました。

100人位の人とすれ違いました。
その大半の人が、路上生活をしているか生活保護を受けているであろう人達でした。それらの人々は日雇いの仕事さえ出来そうにないお年寄りの方々でした。

コスモスはしまっていました。(土日は休業日でした。)
何かをしている訳ではないのに、シャッターが閉まったコスモスの前には20人位の人だかりが出来ていました。

1時間近く山谷の中を歩いてきました。
山谷の中にあった公園は路上生活者の人達が住む場所になっていました。

山谷地域の面積は約1.6平方キロメートルという事なのでその広さは歌舞伎町とほぼ同じくらいの広さです。

歌舞伎町はエネルギーに溢れた街
山谷はエネルギーが枯渇した街
そのように感じました。

とてもすごい場所だと感じました。
とても疲れました。

・・・・・・・・

昨日は新宿救護センターのイベントと忘年会がありました。
イベントと忘年会を合わせると50人以上の参加があったそうです。

3年前の12月23日(誕生日)自分の部屋でなにげなくつけたテレビで新宿救護センターの事を知りました。

とてもいい事をしている場所だと思いました。
だけど経営に瀕している場所だと知りました。
無くなってはいけない場所だと思いました。

実際にどんな場所なのか知りたくなりました。
テレビを見た2日後にセンターに出向きました。
テレビで放映していた通りの場所だと感じました。
年末の忘年会に参加しました。
忘年会の会場でボランティア登録をしました。
れからもうすぐ3年が経とうとしています。

知ること。
感じる事。
行動する事。
続けていく事。

それが必要なのだと思います。

・・・・・・・

今日の掃除は風林会館前(7時10分)

掃除をはじめた頃に比べるとその量は半減しているとはいえ、そこは綺麗にしても綺麗にしても次の日には沢山のゴミが捨てられています。

ゴミ拾いをしながら、街のゴミに自分の心の中を重ねあわせる事があります。ゴミを一つ拾えばその分だけ街は綺麗になります。ゴミを一つ拾う事で、心の中に抱えた悩みや汚れも一つ取り除く事が出来るような気がします。

こんなに沢山あったら、いくらやっても無駄だと思う位に沢山のゴミが落ちていたとしても、一つづつ拾っていけば、いつかは必ずそのゴミは無くなる。ゴミ拾いはそれを教えてくれます。

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