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2025年09月20日20:45

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【音楽】 日本フィルハーモニー交響楽団 横浜定期演奏会

今日は日本フィルハーモニー交響楽団の横浜定期演奏会に行った。
プログラムは次のとおりである。

 ・伊福部昭:SF交響ファンタジー第1番
 ・ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
 ・ドヴォルジャーク:交響曲第9番「新世界より」

   指揮:カーチュン・ウォン/ピアノ:�睫變鞠�
   会場:横浜みなとみらいホール (15:00 開演)

カーチュン・ウォンの振るコンサートはたぶん初めてだが、シンガポール生まれながら「伊福部昭のスペシャリスト」とも言われるらしい。知らなかった。そんな訳で伊福部作品がプログラムにあるのは順当なところだろうが、その「SF交響ファンタジー第1番」とラヴェルのピアノ協奏曲の組合せは、「狙っているな」と思ってしまう。

さて、伊福部の「SF交響ファンタジー第1番」から始まるが、この曲は伊福部が手掛けた特撮映画音楽を作曲者自身がメドレー形式に編曲したもので、「ゴジラ」の動機から「ゴジラのテーマ」に続き、以降も昭和特撮ファンにはお馴染みの音楽が次々に展開する。何度も聴いている曲であるが、やはり聴くたびにワクワクしてしまうのである。日本人ではない若い指揮者が指揮をして、これぞ伊福部昭だというしかない素晴らしい演奏になるのだから、すごいとしかいいようがない。1曲目から気分が高揚してしまう。

続いてはラヴェルのピアノ協奏曲である。これも何度も聴いている曲だが、いつ聴いても素敵な曲だなと思う。個人的には第2楽章が好きである。ピアノの独奏が長く続き、やがてフルートが絡み、イングリッシュ・ホルンが絡んでいくのだが、聴いていていろいろな想いが交錯するような切なくなるような、そんな演奏であった。本当に素晴らしかった。第3楽章に入ると例の旋律が出てくる。この曲だけ聴いていたら特に気にならないが、伊福部のあとに続けてだと、どうしても「ゴジラのテーマ」に聞こえてしまう。まあ、それはそれとして、素晴らしい演奏であったことには変わりない。

このあとピアニストによるアンコール演奏があったが、今日のプログラムからは全く予想できなかったシューマンの「トロイメライ」であった。

休憩のあとは、これまたお馴染み過ぎる名曲、ドヴォルジャークの「新世界より」である。何度聴いてもいい曲ではある。冒頭はゆったりと入り、そのあとギアを入れて加速し、グイグイと進んでいく。望郷の曲のようなイメージの交響曲だが、むしろそういったことは強調せずに、曲の構成をしっかりと捉えての演奏であり、好ましいと思った。終わってみればやはり素晴らしい演奏であった。

日本フィルの演奏会は久しぶりだが、十分に堪能した素晴らしいコンサートだった。
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