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2024年12月22日21:11

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【音楽】 オーケストラ・ニッポニカ演奏会 @紀尾井ホール

今日はオーケストラ・ニッポニカの演奏会に行ってきた。
プログラムは次のとおりである。

 ・コダーイ:管弦楽のための協奏曲
 ・大栗裕:管弦楽のための協奏曲
 ・三善晃:管弦楽のための協奏曲
 ・プリングスハイム:管弦楽のための協奏曲

   指揮:野平 一郎
   会場:紀尾井ホール (14:30 開演)

今日の演奏会のサブタイトルは「賛否両論?! プリングスハイムのオケコン」となっており、プログラムの最後の曲がメインなのだろうけれど、それも含めて全ての作品名が「管弦楽のための協奏曲」である。「管弦楽のための協奏曲」と聞いて思い付くのはバルトークくらいで、「オケコン」といえばバルトークの作品を指すような感じだが、実は他にも結構あるようである。今日演奏されるのも4曲あるが、個人的にはいずれもほとんど馴染みがない。コダーイのだけはCDをたまたま持っていたが、あとは聴くこと自体が初めてだと思う。したがって今日も新たな作品との出会いが楽しめる訳だ。

コダーイはCDを持っているとはいえ、積極的に聴いているとは言い難く、初めて聴くのと大差ない。聴いてみると、ハンガリーの舞曲風(?)の出だしが楽しく、これが少し形を変えつつ繰り返し出てくるような感じで、ああこういう曲だったなと、なんとなく分かった。

続いては、日本人作曲家の作品が2曲続く。大栗の作品は、出だしこそ静かに始まるが、大阪らしい雰囲気(?)というのか、第3楽章のリズムが耳に残るような感じで、聴いていて楽しかった。三善の作品は、独特の響きがあって、一見捉えどころのなさそうでいながら、気が付いてみたら盛り上がって終わっていたというような不思議な感覚だった。

最後はプリングスハイムの作品だ。プリングスハイムは来日後は日本にとどまり、人生のほとんどを日本で過ごしたが、そんな経緯から日本と西洋の融合のようなのを目指したのがこの作品らしい。「賛否両論」とわざわざ書いてあることから、どんなとんでもない作品なのだろうと逆に期待してしまう。実際に聴いてみると、たしかに日本的な雰囲気の旋律なども出てくるが、それよりも、次から次へといろいろな断片が繋ぎ合わさったような感じで、ピアノや打楽器も唐突に絡んできたり、ジェットコースターのごとく変化しながら、いろいろ盛りだくさんな曲という印象であり、終わってみれば今日のプログラムの中では、結局一番楽しめた。これはもう一度聴きたいかも。

新たな作品に出会えた楽しい演奏会であった。帰りに四ッ谷から中央線に乗ったら、たまたま12両編成の電車だった。2両連結されたグリーン車は、来年3月のダイヤ改正前までは料金不要で乗れるので、四ッ谷から新宿までと短区間ながらグリーン車に乗って帰った。
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