今日は、東京交響楽団の定期演奏会に行った。
プログラムは次のとおりである。
・シェーンベルク:ヴァイオリン協奏曲
・ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調
指揮:ジョナサン・ノット/ヴァイオリン:アヴァ・バハリ
会場:ミューザ川崎 (14:00 開演)
後半はいわゆる「クラシック音楽」の中でも最も有名な曲、前半は未知という訳ではないが生で聴くのは初めてな、個人的にはどちらかというと馴染みの薄い曲の組み合わせだ。ソリストのアヴァ・バハリも初である。スウェーデン出身の若いヴァイオリニストである。
早速1曲目が始まる。シェーンベルクといえば十二音技法であるが、正直少し退屈するかなと思っていた。しかし、じっくりと生で聴いてみると、意外とすんなり入ってきて、ヴァイオリンのソロとオーケストラはきれいに融合して、美しい音楽のようにも感じた。各楽章にあるカデンツァもなかなかの聴きどころで、終わってみれば十分に楽しめたような気がする。
このあとはヴァイオリンのソロによるアンコール演奏があり、クライスラーの「レチタティーヴォとスケルツォ」を弾いてくれたが、ヴィルトーゾ技巧満載のこの曲をさらりと弾いて圧巻であった。シェーンベルクのあとよりも客席の拍手が大きかった。
休憩のあとはベートーヴェンの第5番だが、生で聴くのは実に久しぶりかもしれない。普段聴く機会の少ない作品のプログラムの演奏会に行くことが多いためだが、こういう超有名曲も時々聴きたくなる。冒頭のジャジャジャジャーンから快速に飛ばし、やや速めのテンポでぐいぐい進んでいく。あっという間に第1楽章が終わると、そのままの流れで次の楽章へと進んでいく。第3楽章から第4楽章に移った瞬間も大爆発し、なかなか激しい第5番であった。超有名曲でも退屈することはなかった。12月というとあちこちで「第九」祭りだが、むしろ今日の「第五」の方が高揚感が得られるのでないかと思った。
そんな訳で、今日も楽しいコンサートだった。外はだいぶ寒くなってきたが、良い気分で帰路についた。
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