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2019年05月02日23:46

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【散策】 おおさか東線ほか、大阪日帰り気まま旅

平成最後の日も、令和最初の日も、東京は雨だった。ただ、令和初日の「即位後朝見の儀」の時間を含む数時間だけはよく晴れ、偶然とはいえ「何か」があるような気がした。

そして、令和2日目の今日は好天だ。そこで久しぶりに大阪に行くことにした。目的は、今年3月に開通した「おおさか東線」である。以前、放出−久宝寺が開通した時にも出かけて乗っているが、今回は新大阪−放出が開通し、新大阪と奈良の短絡ルートが出来たのである。もともとは城東貨物線だった路線を改良して旅客線化したもので、何よりも新大阪駅と直結というメリットは大きいだろう。

新横浜から「のぞみ203号」で新大阪へ向かう。新横浜で指定席は満席になった。さすが大型連休である。京都で7割くらいの人がおり、新大阪で終点である。新大阪駅構内は人があふれている。改札を出ずにおおさか東線のホームに向かう。久宝寺行きの各駅停車は、うぐいす色の201系だ。関東では全廃になった車両が、関西では現役だ。おおさか東線は空いていて、大混雑の新幹線駅から脱してようやく落ち着く。

東淀川を過ぎ(おおさか東線には東淀川駅はない)、東海道線と分かれて南吹田、新幹線、阪急を超えるとJR淡路だ。おおさか東線には「JR」の付く駅名が多いが、関西特有のものだ。淀川を渡り、城北公園通を過ぎると、JR野江と、また「JR」の付く駅。鴫野で学研都市線(片町線)と合流し、放出までは両線並行区間だ。放出から先は以前乗ったので、放出で下車する。大阪市内なので、新横浜からの切符はここまで有効だ。

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(放出駅に到着したおおさか東線)

さて、今日の目的は終わった。以降は全くの無計画だ。気まぐれに大阪市内をブラブラしようぐらいにしか考えていない。駅前を少し歩いて駅に戻り、学研都市線の西明石行きに乗車する。これに乗ったのは最初に来る電車がこれだったからだ。次の鴫野には地下鉄も通っているから、今里筋線にでも乗ってみるかと思っていたら、鴫野は通過した。これは「区間快速」だったのだ。乗ってから気付くか。結局、京橋でおりる。

京橋から通路を歩いていると、なんだか変なところに出た。片町のあたりだ。それなら、旧片町駅跡を見ようと思う。片町駅のあった場所は明確であるが、駅があったことを示す小さな説明板があるだけで、駅跡地はビルが建っていて、ビルの前は洗車場になっていた。

片町橋で寝屋川を渡ると、大阪ビジネスパークだ。今日は休日とて人通りも少ない。と思っていたら、少し行くと急に人が増えた。その人の波になんとなくつられて行くと、大阪城公園にたどり着いた。多いのは若い女性。手にしているものから、大阪城ホールで男性アイドルのイベントがあるらしいと推察する。ダフ屋のような人も見かけた。それらは無視して、大阪城天守閣の方に行く。大阪城に来たのは何十年ぶりか。ひたすら電車にでも乗って過ごそうかと思っていたのに、なぜかしっかり「観光」している。公演内には狛犬の像があり、中国から来たと思われるグループが熱心に写真を撮っていたが、これは中国の明時代の文化遺産で、日中友好の証しとして大阪市に寄贈されたものとのこと。「中日萬古長青」の文字がある。

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(大阪城天守閣)

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(日中友好のこま犬)

大阪城公園を京橋口から出る。すぐに地下鉄谷町線の天満橋駅がある。そういえば、大阪の地下鉄も、民営化されてから乗るのは初めてだ。ホームにおりて、先に来た方に乗ることにする。八尾南行きが先に来たので、これに乗車。どこに行こうか迷うが、ふと2つ目の谷町六丁目で下車する。理由はちょうど正午になったから。駅をおりると、あれ? 食事が出来る店があまりない。でも、長堀通沿いに「ヨツバカリー」なるカレー屋を見つけ、ここで豚カツカリーを食す。偶然見つけた四葉のクローバーが幸せを呼ぶような、そんなカレー屋でありたいという意味の店名だそうだ。

食事のあとは、上町筋を南に向けて歩く。大阪は、東西の道は「通」、南北の道は「筋」で分かりやすく、私のような余所者でも方角を間違わずに済む。この上町筋沿いが、やたらとお寺が多いことに気付く。約1kmの間に10以上はあった。近鉄の大阪上本町駅に着いたので、ここから近鉄に乗ることにする。

乗ったのは区間準急榛原行き。布施を出ると近鉄八尾に停まり、大阪市外に出てしまう。出ても別にいいのだが、今日は大阪市内だけにしようと思い、次の鶴橋でおりた。鶴橋は駅周辺が焼肉店の密集地で、コリアンタウンを形成している。ここも休日ゆえか、かなりの人混みだ。ここは素通りして、地下鉄千日前線の乗り場に行く。野田阪神行きに乗車する。今さらながら気付いたが、大阪市のど真ん中を東西に貫通する路線なのに、千日前線は4両編成だ。御堂筋線や堺筋線は8両だったと思うが、この編成の短さは近鉄と並行していて、客が分散するためか。

なんばで下車する。やっぱり、大阪のど真ん中に来た。なんだかんだと何度も来て、ある程度どこに何があるか分かっている難波周辺。相変わらず、蓬莱551や自由軒は長蛇の列。ここに限らず、すごい人混みだ。人混みは嫌いなはずなのに、なんでこんなところをうろうろしているのだろう。とりあえず、道頓堀の方に行ってみる。戎橋で道頓堀を渡る。おやつに「くくる」のたこ焼きでもと思ったが、ここも長蛇の列なので、あっさりと諦める。

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(戎橋から道頓堀)

少し人通りの少ない鰻谷三休橋筋を北に向けて歩き、長堀通とぶつかったところで右折すると地下鉄の長堀橋駅だ。堺筋線と鶴見緑地線が通っているが、堺筋線の北千里行きに乗車する。このまま阪急に直通して、淡路まで行った。

先ほど乗ったおおさか東線にJR淡路駅があったが、そこから再びおおさか東線に乗ることにしたのだ。今日のメインテーマに戻る訳だ。阪急淡路付近は高架化工事中であった。この阪急の駅からJR淡路駅までは少し離れていたが、場所はすぐに分かった。真新しい駅から再びおおさか東線に乗り、JR野江で下車する。今度は京阪の野江から乗るのである。野江は各駅停車しか停まらない。ホームで待っていると特急が通過して行ったが、先頭車両に「平成」、最後部車両に「令和」のヘッドマークを掲げていたのが見えた。京阪は中之島行き。大江橋で下車する。

大江橋は日本銀行大阪支店前の駅だ。地上に出ると、日銀の立派な建物が見える。大江橋は淀屋橋駅にも近く、その淀屋橋から御堂筋線に乗って梅田に移動する。梅田も、北口が再開発されてからだいぶ雰囲気が変わったが、それにしても人が多い。地下鉄の改札を出るとそのままヨドバシカメラに入ってしまったので、しばらく中にいる。もっとも、わざわざ大阪のヨドバシで買物をする必要はないのだが。

そろそろ帰ることにし、新大阪駅に向かう。今日は新幹線の指定も満席が多いが、1時間後の「のぞみ」の指定を確保。ちょっとしたタイミングで、混雑時でも指定は取れる。1時間ほど新大阪駅周辺で時間をつぶす。しかし、飲食店はどこも混雑している。「のぞみ394号」で新大阪から新横浜まで帰った。夕方、東に新幹線で向かうと日が暮れるのが早い。

というような、大阪日帰りであった。
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