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2019年02月22日21:51

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【音楽】 日本人作曲家の作品を聴く (その10)

帰宅後は音楽を聴いて、くつろぎの時間。今夜は日本人作曲家の作品を聴いたので、シリーズ(?)の一環として加えておく。

●黛敏郎
 ・涅槃交響曲
 ・曼荼羅交響曲

   外山雄三指揮 NHK交響楽団/日本プロ合唱団連合  (1978)
   山田一雄指揮 NHK交響楽団  (1976)

「この二つの交響曲は、分析的に聴くことを要求していない。全一的なものとして、深い瞑想と直観から生まれる解放された精神によって聴かれることを望む」そうなので、そのように聴こう。「涅槃交響曲」は黛の代表作の一つであるが、とにかくすごい。梵鐘の響きをそのままオーケストラで再現する第1楽章のあとは、「首楞厳神咒」が男声合唱により歌われる。再びオーケストラのみで演奏されたあと、今度は「摩訶梵」が歌われ、最後は永遠の涅槃の中に溶け込んでいく。「曼荼羅交響曲」はオーケストラのみの作品で、「金剛界曼荼羅」と「胎蔵界曼荼羅」の2つの楽章からなる。大日如来に帰納し、大日如来の慈悲に満ちた力が浸透していくというような曲で、これも独特の雰囲気である。


●黛敏郎
 ・12の前奏曲
 ・天地創造
 ・バレエ「かぐや姫」から金の枝の踊り
 ・オール・デゥーヴル

   秦はるひ (ピアノ)/入川奨 (パーカッション)  (2016)

雰囲気を変えて、次はピアノ曲を聴く。12の前奏曲はハ長調、イ短調から始まり、♯を増やしていって、ロ長調、嬰ト短調までの12曲からなり、一見素朴ながらも味わいのある曲集である。最初のハ長調の「行進曲」は初心者のピアノ練習曲のような感じでおや?と思ったが、♯が増すにつれて表情も豊かになっていく。黛10代の時の作品である。「天地創造」は映画音楽の作曲者自身によるピアノ編曲版組曲で、これはなかなか聴き応えがある。幻のバレエ音楽「かぐや姫」の「金の枝の踊り」は優しい響きの曲である。最後の「オール・デゥーヴル」はパーカッションを伴うジャズ風の音楽であり、このあたりもいかにも黛らしいといえる。


今夜は、黛敏郎のCD2枚にて終演。
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