最近購入したCDを2枚ほど。
●ゲオルク・シューマン (1866-1952、ドイツ)
・交響曲ヘ短調
・ドラマのための序曲
・序曲「人生の喜び」
ジェイムズ・フェデック指揮ベルリン・ドイツ交響楽団 (2016録音、cpo)
シューマンの未聴作品のCDが出たので購入した。といってもロベルト・シューマンではなく、全く別人のゲオルク・シューマンである。交響曲は演奏時間約50分の長大な曲で、雄大にして重厚な作品は、シューマンというより(?)ワーグナーのようである。濃厚な後期ロマン派風作品である。「ドラマのための序曲」は、これまたドラマチックな作品だ。最後に収録されている「人生の喜び(Lebensfreude)」は、明るく喜悦に満ちた曲で、重厚な曲を聴いた後の締めとしてもよろしい。ゲオルク・シューマンの室内楽は素晴らしいと思っていたが、重厚なシンフォニーもなかなか良いではないか。
●アレクサンドル・グレチャニノフ (1864-1956、ロシア)
・弦楽四重奏曲第2番
・弦楽四重奏曲第4番
モスクワ弦楽四重奏団 (2001録音、Christophorus)
グレチャニノフの弦楽四重奏曲はこのCDで初めて聴く。第2番は緩急緩急の4楽章で、じっくりと聴くと、なかなか良い感じである。第4番は第1楽章がまるでベートーヴェンの交響曲第5番。「運命の動機」のようなのが現れて展開していく。明らかベートーヴェンを意識したような曲である。あまりにベートーヴェンの「運命」過ぎて、それはそれで楽しめる。もっとも、第2楽章以降はさすがにベートーヴェン風ではないようだ。第4楽章の重苦しい序奏から一気に疾走する感じが面白い。グレチャニノフは、まだ一部の作品しか聴いていないが、もう少し開拓してみる価値はありそうだ。
年内の新しいCD購入はこれで終わりかな。今年は購入は少し控え目にして、未知の良さそうな作品が聴けるCDに限定したつもりだが、その「未知の良さそうな作品が聴けるCD」が、なぜか次々に出てきたりする(笑)。ここmixiで、皆様の紹介するCDの記事やコメントを見て、聴きたくなるものも多いし。(私の書いたものはあまり役に立っていないと思うが。)
8月に書いた「50選」シリーズの交響曲、協奏曲、室内楽に続き、先日ピアノ曲50選を書いたが、それを書くにあたり聴き直したCDも多い。自宅に埋もれている「宝の山」をまだ消化しきれていないことを痛感したので、来年こそは新規購入は控え目にして、手持ちのCDをじっくり聴いてみようと思う。(と、いつも書いている気がするが...)
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