未知の音楽に出会う楽しみがあり、やはりCDは時々購入してしまう。
最近購入したのは3枚ほど。
●ルードヴィグ・イルゲンス=イェンセン (ノルウェー、1894-1969)
・ヴァイオリンソナタ 変ロ長調
●ヨハン・ハルヴォシェン (ノルウェー、1864-1935)
・演奏会用アレグロ「カプリッチョ」
●クリスチャン・シンディング (ノルウェー、1856-1941)
・独奏ヴァイオリンのための組曲
ヨーナス・ボートストラン(ヴァイオリン)/ヘルゲ・ヒェクスフース(ピアノ)
(2016録音、SIMAX)
先日の日記へのコメントでお勧めのあったCDが良さそうに思えたので購入した。ノルウェーの作曲家のヴァイオリン音楽集である。良いだろうとは予想していたが、本当に良かった。イルゲンス=イェンセンのソナタは、しみじみと味わえるような、聴いていて心地良い音楽、ハルヴォシェンのカプリッチョは、独特のメロディーが印象的、シンディングのヴァイオリン組曲は、じっくりと聴けるような名曲集といったところで、どの作品も素晴らしい。
●ニルス・ゲーゼ (デンマーク、1817-1890)
・弦楽四重奏曲 ホ短調
・ピアノ三重奏曲 変ロ長調 第1楽章
・ピアノ四重奏のためのスケルツォ
アンサンブル・ミッドヴェスト (2013録音、cpo)
ゲーゼの弦楽四重奏曲を聴きたいと思い購入。今まで聴いたことなかった。最終形の4楽章の他に、オリジナルの第1楽章と、除かれたAndantino楽章を加えた、計6楽章が演奏されているが、第1楽章はたしかに最終版の方がいい。冒頭の部分から惹きつけられる。第1楽章はなかなか深いが、愉悦に満ちた終楽章も捨て難い。どことなくメンデルスゾーンの影響らしき部分も多少感じられるが、やはりこれはゲーゼの作品だ。余白に入っているピアノ付の2曲は初めて聴く曲ではないが、改めて聴いてみると、どちらもなかなかよろしい。変ロ長調の三重奏曲は完成されていれば素敵な作品になったに違いない。
●エルヴィン・シュルホフ (チェコ、1894-1942)
・ヴァイオリンとピアノのための組曲
・ヴァイオリンソナタ第1番
・独奏ヴァイオリンのためのソナタ
・ヴァイオリンソナタ第2番
ブルノ・モンテイロ(ヴァイオリン)/ジョアン・パウロ・サントス(ピアノ)
(2016録音、Brilliant)
退廃的というレッテルを貼られ強制収容所に送られ、そこで生涯を閉じたという不幸な人生を送ったシュルホフだが、その作品は楽しさに満ちている。ヴァイオリンとピアノのための作品集のCDを購入して聴いてみたが、独特の雰囲気があって面白い。たしかにどこか退廃的な感じがする部分もあるが、ある種の心地良さも感じるような音楽である。時々ふっと聴いてみたくなるような音楽といえようか。そういえば、この無伴奏ソナタを日本初演したのは伊福部昭らしい。(伊福部昭はヴァイオリン奏者でもあった。)
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