前回書いた以降に購入したCDは2種類。
●トマゾ・アルビノーニ (イタリア、1671-1751)
[1]
・トリオソナタ第1番
・トリオソナタ第2番
・トリオソナタ第3番
・トリオソナタ第4番
・トリオソナタ第5番
・トリオソナタ第6番
[2]
・トリオソナタ第7番
・トリオソナタ第8番
・トリオソナタ第9番
・トリオソナタ第10番
・トリオソナタ第11番
・トリオソナタ第12番
ラルテ・デラルコ (2013録音、Brilliant)
アルビノーニといえば、実際にはアルビノーニの作品ではない、レモ・ジャゾット作曲「アルビノーニアダージョ」があまりにも有名だが、ではアルビノーニはどんな作品を残したのかというと、これまで全く知らなかった。たまたま店頭で、この「12のトリオソナタ集 作品1」を全曲録音したCDを見かけて購入したが、聴いてみるとこれがなかなかよい。短調の曲が多いせいか、「アルビノーニのアダージョ」に似た雰囲気も感じられ、聴いていて心地よい音楽だ。イタリア・バロック音楽には疎く、ヴィヴァルディの一部くらいしか聴いていないが、もう少しこのあたりも聴いてみるのもよいかもしれないと思わせてくれる2枚組である。
●エルッキ=スヴェン・トゥール (エストニア、1959- )
・交響曲第6番「ストラタ」
・クラリネット、ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲「ノエシス」
イェルク・ヴィトマン(クラリネット)/カロリン・ヴィトマン(ヴァイオリン)
アヌ・タリ指揮ノルディック交響楽団 (2007/2009録音、ECM)
こちらはアルビノーニから約300年後に生まれた作曲家の作品で、2曲とも21世紀になって作曲されたものである。先日の演奏会でトゥールの作品を生で聴いてなかなか良かったので、未知の作品も聴いてみたくなったのである。手持ちのトゥールのCDは、まだこれで3枚目だ。「ストラタ」は、独特の雰囲気のある作品で、約32分切れ目なく演奏される曲である。意外と(?)面白い音楽だと思った。第5番が、エレキギターのソロやジャズバンドが加わったりして、インパクトはあるけど、なんだか訳が分からない音楽だったのに対し、第6番は結構すんなり聴ける感じだ。「ストラタ」とは層を意味するらしい。なるほど、いろいろな音型が層のように重なり合っている。生で聴く機会があったら行きたいなと思わせる雰囲気がある。「ノエシス」は、クラリネットとヴァイオリンが絡み合いながら、複雑な超絶技巧を要する音型が進行しているような感じで、良い曲かと問われると微妙だが、もし生で聴いたらすごいだろうなと思う。
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