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2015年05月22日23:49

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【音楽】 読売日本交響楽団演奏会@サントリーホール

九州から帰ってきて少し片付けてから、夜はコンサートを聴くために再び外出、サントリーホールに向かった。読売日本交響楽団の演奏会である。今日のプログラムは次のとおりだ。

 ・ステーンハンマル: エクセルシオール!
 ・サンドストレム: 永遠のエコー (2本のトロンボーンと管弦楽)
 ・ベートーヴェン: 交響曲第7番

  指揮&第2トロンボーン:クリスチャン・リンドベルイ
  第1トロンボーン:�錨帖々�
  会場:サントリーホール (19:00開演)

前半は北欧プログラムで、スウェーデンの作曲家2人の作品を、スウェーデン出身のトロンボーン奏者兼指揮者のリンドベルイが振る/吹くのである。(プログラムには「リンドバーグ」と書いてあるが、本来のスウェーデン読みの「リンドベルイ」の方が馴染みがあるのでこちらで書く。)

最初は「エクセルシオール!」だ。今年になってすでに2回目の生演奏での「エクセルシオール!」だが、プロオケで聴くのは初めてだ。この曲は大好きなので、誰の演奏であっても、余程のことがない限り、聴けば気分は高揚するが、もちろん今日の読響の「エクセルシオール!」も好演で、旅の疲れでどうなるかと半ば思っていた演奏会も、スッといつもの状態に入っていけたのである。北欧、特にスウェーデンの作曲家の作品の演奏会の1曲目に相応しい曲だと思うし、よやくステーンハンマルの名前も認知されつつある(ような気がする)ので、これからも聴く機会は増えそうだと勝手に期待している。

2曲目はサンドストレムの作品だが、今回が日本初演ということで、もちろん全く初めて聴く作品である。21世紀に作られた(2009年作曲)、現代音楽の作品である。どんな作品かと楽しみにしていたが、これは面白い作品だった。サンドストレムの他のトロンボーンの作品もそうかと思うが、リンドベルイのために作ったとしか思えない作品である。第2トロンボーンが指揮を兼ねるように指定されている。リンドベルイがいなかったら、この作品は作られなかっただろう。

最初にいつもの音合わせをしているかと思ったら、指揮者も登場していないのにいつの間にか曲が始まっていた。姿は見えなくともトロンボーンの奏でるメロディーが聞こえ、やがてリンドベルイがトロンボーンを吹きつつステージに現れる。まずはこんな「演出」がある訳だ。

リンドベルイはトロンボーンを吹いたり、指揮をしたりと忙しいが、しばらくして、今度は�錨弔気鵑盡修譴襦z錨弔気鵑脇俵舛亮鸚淵肇蹈鵐棔璽鸛媼圓任△襦z錨弔気鵑蓮崑茖院廚覆里世�、完全に「第2」のリンドベルイに圧倒されている。リンドベルイの神的トロンボーンの前ではそうなってしまうだろう。曲はいろいろと展開しながら、2本のトロンボーン、トロンボーンとオーケストラが響き合い(これがエコー?)、途中でリンドベルイによる語りも入った。語りはスウェーデン語ではなく英語だが、意味は「私は叫び声とエコーを聞く。過ぎし時、来る時からの声・・・・・・女の叫び、兵士の声、永遠の都市からの声。永遠のエコー。老いた兵士の語りを聞け」である。すごく美しいメロディーがふと聞こえたり、大きく盛り上がったり、サイレンのような音(?)が聞こえたり、25分ほどの作品が楽しく聞けた。サンドストレムはCDでもほとんど聴いていないが、今日聴いた作品をきっかけに、これからいろいろ聴いてみたくなった。

休憩のあとはベートーヴェンの第7番だ。今日は前半だけで帰ろうかなとも少し思っていたけど、折角だから最後まで聴くことにした。今さらながらのベートーヴェンだが、第7番を生で聴くのは本当に久しぶりだ。前にいつ聴いたかも思い出せないくらいである。しかし、ベートーヴェンの交響曲のように、よく知っているつもりの曲でも、たまに生で聴くとまた新鮮に感じるもので、余計なことは考えずに、この曲自体を楽しもうと耳を傾けていた。自分は第4楽章の高揚感が好きなんだなと改めて気付いたりした。

リンドベルイは、ステーンハンマルでは赤、サンドストレムでは白、ベートーヴェンでは黒と、それぞれ服の色を変えていた。また、指揮棒は左手に持って振っているのだと初めて知った。トロンボーンの演奏が素晴らし過ぎるのはいうまでもない。�錨弔気鵑眈綣蠅い里�もしれないが、音量などはっきり分かるくらい違っていて、やはりリンドベルイのトロンボーンはすごいと思った。

今日も満足のコンサートだった。
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