本日、久しぶりに東響の定演を聴きに行った。
東京交響楽団 第580回定期演奏会@サントリーホール
指揮:ユベール・スダーン
ソリスト:澤畑恵美、小川明子、高橋淳、久保和範
合唱:東響コーラス
曲目:ブルックナー 交響曲第9番ニ短調(ノヴァーク版)/テ・デウム
以前、日記でブルックナー9番のことを書いたら、マイミクのカラヤンさんより本日の演奏会の情報をいただき、非常に興味あるプログラムだったので行くことにしたものだ。
そのカラヤンさんとカラヤン広場で待ち合わせ、もう一人初めてお会いする方とともに珈琲を飲んだ後、会場に入る。(開演前から「濃い話」が始まり、私はほとんど聞き役だが。)
さて、今日のプログラムは、ブルックナー交響曲9番に続けて「テ・デウム」を演奏するというものである。
「第4楽章が完成しなかったら、テ・デウムを代わりに演奏してもよい」というブルックナー自身が言ったことを忠実に守る訳だ。
本日のプログラムは、途中に休憩はなく、第9番の第3楽章に続けて、「第4楽章」として「テ・デウム」が演奏される。
案外とこういう順番での演奏は少ないように思う。(私が知らないだけ?)
で、感想は「素晴らしい。感動した!」に尽きる。
雨の中をわざわざ聴きにいった価値は十分にあった。
第9番はもともと好きな曲で、なんというか天上に昇るような気分になるのだが、スダーンのブルックナーへの思い入れが身振りからもそれが伝わってきて、素晴らしい演奏を聴かせてくれた。
いつもなら第3楽章で昇りつめて終わってしまうのだが、今日は違う。「まだ先がある」ことが分かって聴いているせいか、微妙にいつもと違う第3楽章に聞こえた。テンポを少し変えているような...
「第4楽章」のテ・デウムは圧巻。やはりこういうのはCDで聴くよりは生の方がいい。
今日は観客もマナーが良かった。第3楽章の後も「続き」があることを分かって聴いているので拍手はせず、最後にテ・デウムが完全に終わったあとで、一瞬の静寂のあとの盛大な拍手。
拍手のタイミングも含めて音楽(?)ということで、今日は全く問題なしだった。
帰りもカラヤンさん達と渋谷までのバスの中で「濃い話」で盛り上がり、渋谷駅で解散した。
素敵な夜の一時だった。
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