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2026年02月15日20:05

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【音楽】 読売日本交響楽団演奏会 @みなとみらい

今日は横浜みなとみらいに行った。読売日本交響楽団の演奏会である。先週日曜日も別の演奏会に行ったが、雪の降る中であった。それから1週間しか経っていないのに、今日は春のような陽気だ。

さて、プログラムは次のとおりである。

 ・ウンスク・チン:スビト・コン・フォルツァ
 ・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番
 ・マーラー:交響曲第1番「巨人」

   指揮:ケレム・ハサン/ピアノ:中川優芽花
   会場:横浜みなとみらいホール (14:00 開演)

前になんとなくプログラムを見ていたら、「ウンスク・チンって誰だ? どんな作品なんだ?」と思った。それならば聴きにいけば分かるではないかということで、行くことにしたものである。名前から韓国の女性作曲家であることは分かるが、それ以外の情報は持ち合わせてなかった。若い人なのかと思っていたら、私よりも2歳年上であるようだ。漢字では陳銀淑と書く。

そのウンスク・チンの「スビト・コン・フォルツァ」から始まる。2020年のベートーヴェン生誕250年の年に委嘱されて作曲した作品とのことである。Subito con forza というベートーヴェンが好んで使った発想記号がタイトルになっている。そんな訳でベートーヴェンを意識した作品かと思っていたら、まさに冒頭から、「これはベートーヴェンのコリオラン序曲の始まりか?」と思ってしまうようなC音が響く。しかし、そのあとは様々なフレーズが次々と現れ、打楽器やパーカッションも多数用いて、華やかに輝かしく展開していくのである。なんだかよく分からないところもあるけど面白いかもしれないな、といった初聴きの感想となった。

続いては、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番だ。ピアノは演奏会前から指揮台の前に設置済みで、インターバル短く2曲目に移れる。ピアニストの中川優芽花も聴くのは初めてだ。2001年ドイツのデュッセドルフ生まれということで、かなり若い。コンサートでは第5番「皇帝」は何度も聴いているが、第2番を生で聴くのは意外にも初めてだ。作曲順としては第1番より前である。ピアノ演奏は、若いピアニストらしく、明るく活き活きと輝いているような音で、なんとなく第2番が合っているような気がした。いい演奏が聴けたと思う。

このあとはアンコール演奏で、メンデルスゾーンの「無言歌集」から Op.67-2 である。予想していなかったアンコール曲だが、こちらも良い感じであった。

休憩のあとはマーラーの「巨人」だ。マーラーはもともと積極的に聴いているわけではないが、それにしても「巨人」を生で聴くのは何十年ぶりかと思うくらい久しぶりだ。タイトルが付いている曲だと、聴く時にそれに引っ張られてしまうことが多いが、この曲はむしろタイトルに引っ張られた方がイメージが沸くと思う。第1楽章は自然の中で巨人が目覚めるようなイメージだし、第3楽章は巨人がノシノシ歩くようなイメージだし、第4楽章では巨人が突然暴れ出す。本当は違うのかもしれないけれど、私にはこういう風に聞こえる。しかし、それだけではない奥深くにある魂の叫びのようなものもあるのだろう。そんな気もするような濃い演奏であったと思う。

日曜日の横浜みなとみらいは人が多い。しかも今日は2月とは思えぬ暖かさ。そんな中、終演後はいい気分で帰路についた。
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