花畑静子という作家がいる。まだ作品を読んでいないし、つい最近まで名前も聞いたことがなかったが、これから読もうと思う。
先日実家に帰った時、母専用の書棚に、花畑静子の小説が並んでいるのを見た。『冬の日の幻想』なんて、どこかで聞いたようなタイトルの本の他、『雪国慕情』と『北の町で』というのがあった。どうやら、雪国系(?)の小説を書いているらしい。秋田出身の母の好みに合うかもしれないなと思ったが、あまり気に留めずにいた。
それよりも驚いたのは、いつの間にかパソコンを買っていたこと。こういうパソコンみたいなのは苦手だと言っていたのに、どうやらワープロ専用として使い始めたらしい。案の定「やっぱり、手書きの方が書き易くていいわ。こんなので書くと、文書がスラスラ出てこない」などという。
「でも、編集者の方が、これからはワードで書いたのを送ってくれというものだから」という。
(え? 編集者? もしかしたら、地区のコミュニティー誌にでも何か書いているのかな? まあ、ボケ防止にはいいだろう。)
なぜかニヤニヤしながら、「さっき、花畑静子の本、眺めてたでしょう? 読んでみる?」という。
(まあ、拒否する理由はないけど)
「実は、花畑静子って私なのよ」
なんと、花畑静子というのは母のペンネームだったのだ。みんなに内緒で、こっそり数年前から小説を書き始め、すでに3冊の本を出したとか。(というと、さっき見た3冊が全著作か。)
これには驚いたが、とにかくこの年齢での作家デビューである。応援せざるを得ない。結局、その3冊を持ち帰って読むことになった。そのうち感想を聞かれるだろうな...
...という夢を見た。
なんなんだ、この夢は? 母が作家デビューなんて、99%有り得ないと思うのだが...
そもそも、花畑静子という名前はどこから出てきたのだろう? 母の名前との関連もないし。
今度実家に帰ったら、この夢の話でもしてみようかな。
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