最近購入したCDを3枚。
●エドガー・ヴァレーズ (1883-1965、フランス→アメリカ)
・アメリカ
・アルカナ
・砂漠
・イオニザシオン
ピエール・ブーレーズ指揮シカゴ交響楽団 (1995/1996録音、Grammophon)
先日のコンサートで「アメリカ」を聴いて、もう一度聴きたいと思い、この曲が収録されているCDを購入したもの。「アメリカ」は、冒頭のフルートが何やら予感させるように響き、巨大オーケストラの醍醐味ともいえる音響に展開していくのだが、先日生で聴いたのよりは若干おとなしめに感じたのは、ホールと狭い自宅の差か。他の3曲は初めて聴く曲だが、「アルカナ」も「アメリカ」的な雰囲気の曲で、こちらの方がバンバンと音で攻めてくる感じで面白い。「砂漠」は、なんだか捉えどころのないような茫漠とした音楽だが、それは砂漠だからか。「イオニザシオン」は、打楽器主体の音楽で、なぜか消防車のサイレンの音が重なる。なんだか訳が分からないけど面白い。
●�眦鳥囲此 �1913-2000、日本)
・心の四季 (吉野弘作詞) (� �
●信時潔 (1887-1965、日本)
・沙羅 (清水重道作詞) (�◆�
・いろはうた (��)
・痩人を嗤ふ歌二首 (大伴宿禰家持) (��)
・子等を思ふ歌 (山上憶良) (��)
・やまとには(國見の歌) (舒明天皇御製) (��)
指揮:木下保
�\邯�耕平(ピアノ)/日本女子大学合唱団 (1975録音)
��安藤寿康(ピアノ)/慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団 (1979録音)
�L擴鴫了辧淵團▲痢法新椿羌曾離錺哀優襦Ε愁汽�エティー男声合唱団
/日本女子大学合唱団/聖心女子大学グリークラブ (1979録音) (Fontec)
先日のコンサートで「海道東征」を聴いて、信時潔の作品を他にも聴いてみたくなって購入したCD。「木下保の藝術」とのタイトルが付いており、木下保が合唱指揮者として残した録音というものである。高田三郎の「心の四季」も、信時潔の作品も、心洗われるような作品である。ふだん積極的に合唱曲を聴いているとは言い難いが、このような美しい日本語に付けた素敵な曲は、聴いていても実によろしい。「いろはうた」は、「色は匂へど散りぬるを...」を、越天楽の変奏曲に乗せたような歌で面白い。万葉集の歌から取った作品も、大昔教科書に載っていたのを見た歌が、美しい歌になったようで素敵である。「痩人を嗤ふ歌」は、「夏痩せには鰻を食え」という歌で、ユーモラスな作品。土用丑の日に鰻を食す習慣は、万葉の時代からあったのだ。
●レオシュ・ヤナーチェク (1854-1928、チェコ)
・弦楽四重奏曲第2番「ないしょの手紙」
●パヴェル・ハース (1899-1944、チェコ)
・弦楽四重奏曲第2番「猿の山々から」
パヴェル・ハース四重奏団/コリン・カリー(パーカッション) (2006録音、Supraphon)
先日たまたまもらったサンプルCDでパヴェル・ハースの名前を知り、そのサンプルCDに第4楽章だけ入っていた弦楽四重奏曲第2番を全曲聴きたくなって、このCDを購入した。第4楽章はWild Nightという標題がついており、打楽器を伴って独特の雰囲気を持った面白い曲だと思ったが、全曲そんな感じなのかと思ったら違った。各楽章には、Landscape、Coach, Coachman and Horse、The Moon and I、Wild Night (原題はもちろんチェコ語)という標題が付いており、その言葉のイメージ通りの曲である。やはり第4楽章が印象的だ。パヴェル・ハースについては未知だったが、生没年から想像して、もしやと調べたら、やはりアウシュビッツで処刑されたのだった。ヤナーチェクはハースの師であり、その「ないしょの手紙」と続けて聴くというのも、好ましい構成だ。
ログインしてコメントを確認・投稿する