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2018年03月29日20:21

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【雑記】 山奥のある施設にて

職場の若い人を連れて「南蔵アイランド」に行った。アイランドといっても島ではなく、山奥にある。公共の交通機関はなく、一般の自動車も通行できない道を行かなければたどり着けない。某駅からの送迎車が唯一の交通手段で、2時間ほどかかる場所にあるのだ。

ようやくたどり着くと、まずは事務所に顔を出す。「今日から一人よろしく頼む」と、顔なじみの事務員に挨拶をする。荷物を預けて中に入る。中に入るには、現金やカードも含め全ての荷物を預けて、手ぶらで入らなければならない。

「南蔵アイランド」は、遊園地なのか? リゾート施設なのか? スポーツセンターなのか? 自然植物園なのか? どれも当たっている。そこで何をするかによって、人それぞれ捉え方が違うが、日頃の憂さを忘れて、のんびりと散策するもよし、スポーツに汗を流すもよし、童心に帰って遊ぶもよし、という素晴らしい場所であることは確かである。中では一切の費用もかからない。レストランも無料で利用できる。(だから手ぶらで入るのだ。)  ただし、事前に連絡しておかなければ入れない。そもそも一般に広く知られている施設でもない。ちょっと不思議な施設である。

中に入り少し歩くと、向こう側から来た人から、「森町君?? なんでこんなところにいるの?」と声を掛けてきた女性がいた。連れの森町と同年代の若い女性だ。森町は口ごもりながら、「いや、あの〜...」ときちんと答えず、相手の女性は「じゃあね!」と元気よく言って、いなくなってしまった。

森町が答えられないのも無理もない。彼をここに連れてきた理由を、私は説明していない。ただ、「気晴らしにちょっと遊びに行こう」と言っただけだ。

実は「南蔵アイランド」とは、もともと社会に適応困難な青少年の更生施設だったのだ。いわゆる非行歴のある人だけでなく、対人関係がうまくいかない人や、心を病んでいるような人も受け入れ、ここで全てを忘れて自由に過ごすことで、早い人は数日で生まれ変わるのだという。若者だけでなく、仕事関係に悩む中年の人も受け入れるそうだ。

森町は、おそらく学生時代は優等生だった。明らかに「元ヤン」な雰囲気のある先ほどの女性からみれば、「なんで森町くんが?」というところだろう。

静かに散策したいという森町と別れ、ひとりアイランドを出て、私は日常の世界に戻っていった。森町は1週間くらいで帰ってくるだろうと期待しつつ。

という夢を昨晩みた。「南蔵アイランド」という名前からして、どこからそんな名前が出てきたのか分からない。森町という名前の人も、現実に会ったことない。(もちろんそんな部下はいない。)

やっぱり不思議な夢だなあ。
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