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2017年03月04日15:29

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【特撮】 ウルトラマン・シリーズあれこれ (その2)

今週は月曜日の午後に足の痛みに耐えかねて早退し病院に行き、火曜日と水曜日は仕事を休んだが、まだ痛みが残り腫れは引かないものの、木曜日と金曜日はなんとか出社して仕事をした。今日土曜日になって、ようやく腫れも少し引いてきたようで、痛みもかなり和らいだ。このまま治ってくれると有り難いが、今日も無理をせず自宅安静の一日としている。

という訳で、前回の続きである。「ウルトラマン・シリーズあれこれ(その2)」を書く。


3.ヒーローの正体を隊員は知っていたか

ヒーローに変身する隊員の正体が分かるのはいずれも最終回で、正体が明かされるのと引き換えに、地球を去ることになっている。しかし、それ以前に本当に誰にも知られることはなかったのかを考えてみる。

ウルトラマンは、ゼットンに敗れたあとゾフィーが迎えに来て、ハヤタ隊員と分離されて地球を去る。ハヤタの記憶からも消され、ハヤタ自身を含む科特隊の誰もがハヤタがウルトラマンだったことを知らないというエンディングだ。ストーリー中でもイデ隊員が「おかしいなあ」と怪しむ場面が数回あるが、確証を得るには至らずに終わっている。たしかに、ウルトラマンが現れると必ずハヤタがいなくなり、戦いが終わるとどこからともなく戻ってくるとなると、科学者的勘の鋭さを持つイデなら気付くだろうが、他の隊員たちは鈍感なようだ。しかし、イデもそれっきりとで、最後まで正体が知られることはなかったといっていいかもしれない。

ウルトラセブンは、最終回にダンがアンヌに告白する場面が劇的に描かれる。「僕は、僕はね、人間じゃないんだよ! M78星雲から来たウルトラセブンなんだよ!」で、シューマンのピアノ協奏曲が流れる。ダンも、たとえピンチでも、そばに他の隊員がいる時は変身しない。わざわざソガ隊員を気絶させてから変身する場面もあり、ダン本人も注意している。しかし、宇宙人たちには、ダンがウルトラセブンであることも、ウルトラアイを使って変身することもバレバレのようで、いつも近くにいる地球人だけが知らないという訳だ。しかし、キリヤマ隊長は知っていたのかもしれない。普通の人間なら生きているはずのない状況でも、「ダンは生きている」とすぐ言うし、危なそうな場所には大抵ダンを派遣する。いざというときに変身してもらうためだろうか。「人間牧場」の回では、「ウルトラセブンは土星に鉱石を取りに向かっている」とキリヤマはフルハシたちに告げる。セブンはそんなことを言っていないし、土星の鉱石の話も聞いていない。たしかに、ダンは聞いている。そして、円盤との交戦の援助にダンを向かわせると、そのまま土星に向かうことが分かっていたのではないか。これが、キリヤマがダンがセブンであることを知っていたと思える根拠である。

帰りマンは、最後に次郎君とルミ子さんに「旅に出ます」と告げて変身して去っていくが、それ以前には誰も知らなかったのだろうか。少なくとも、他の隊員たちや坂田兄妹は知っていたと思える描写はないが、唯一伊吹隊長だけは知っていたのではないかと思える場面がある。「怪獣使いと少年」の回で、村人たちが自ら蘇らせたといってもいい怪獣ムルチが、町を破壊しているのを見つつも、釈然としないため戦いを躊躇する郷に、托鉢僧に扮した伊吹隊長が「町が大変なことになっているのだぞ」という。これは、どう見ても「ウルトラマンに変身して戦って来い」と言っているように思える。他の隊員はそこにはいないし、隊長自身もMATの装備をしていない。郷一人でなんとかできるのは、彼がウルトラマンだからだ。セブンのキリヤマ同様、隊長として隊員の素性も把握していたのかもしれない。他の隊員には知られぬよう注意しながら、うまく隊を掌握していたとすると、さすが名隊長というべきだろうか。もっとも、いつもウルトラマンが現れるといなくなり、戦いが終わると「お〜い」と戻ってくるのが続くのだから、隊員たちも気付けよと思う。

エースは、これも最終回に、子供たちのやさしい心を踏みにじることはしたくないので、ヤプールが化けたサイモンを殺した理由を納得してもらおうと、子供たちに正体を明かす。この最終回はいかにもエースらしい。ウルトラマンやセブン、帰りマンとはまた違った終わり方だ。それはともかく、他に隊員たちが北斗(前半は南夕子も)がエースだと感づくような場面は見当たらないが、2人で変身していた前半、若い2人がいざという時に必ずいなくなるし、普段から目立つ指輪をしていて、変身の際に数十メートルも飛びあがって回転してタッチとはあまりにも目立ち過ぎるし、これでは気付かない方がおかしい。あまりにも自明のことなので、あえて隊員たちも口にしなかっただけかもしれない。南夕子は実は月星人であり、月に帰るという展開は強引だが、後半は北斗の両手に目立つ指輪が(手袋の上から!)はめてあるし、それは前に北斗と南がそれぞれしていた指輪であることは、毎日顔を合わせているTAC隊員なら分からないはずがない。ベータカプセルもウルトラアイも見えないようにしまっていたのに、「変身道具」が目立ち過ぎるエース。やはり、北斗と南がエースであることは、みんな知っていたなと考える方が自然だ。

書き出すと長くなるなあ。次回また気が向いたら続きを書く。
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