昨日、新宿タワレコでCDを買ってきた。
特に目当ての品があった訳ではないが、帰りが手ぶらにはならないのがタワレコ。(笑)
◎A.ドヴォルザーク
・ヴァイオリン協奏曲
・交響曲第7番
R.クーベリック指揮バイエルン放送響/ヴァイオリン:塩川悠子
(録音:1979、1978) ORFEO
クーベリック渾身のライブ盤。ドヴォルザークの交響曲は8番、9番だけではない!
協奏曲はチェロコンだけではない! たしかにドヴォルザークらしい郷愁誘う曲は8番と9番で、この2曲が人気曲なのは分かるが、(ブラームスの影響を受けたと思われる)ドイツ的な(?)ロマンあふれる第7番も、もっと聴かれていい曲だと思う。
ヴァイオリン協奏曲も豊かな民族情緒あふれる名曲で、なんでチェロ協奏曲に比べてマイナーなのか不思議だ。チェロ協奏曲があまりに飛び抜けて素晴らしすぎるために霞んでいるだけだ。クーベリック/塩川のこの盤はライブならではの緊張感があって、感動的な名演だと思う。7番に関しては、ノイマン/チェコフィル盤よりもいいかも。
◎M.ヴァインベルク
・ヴァイオリンソナタ第1番
・無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番
・ヴァイオリンソナタ第4番
・ヴァイオリンソナチネ
ヴァイオリン:Y.Kalnits/ピアノ:M.Csanyi-Wills
(録音:2008、2009) TOCCATA
ヴァインベルクの曲も最近はCDも結構出ていて、いつまでも「マイナー作曲家」ではないだろうと思うが...。
ヴァインベルクのCDはこれまでも何回かここで紹介したが、不幸な過去(ナチスによる家族の殺害)を負って単身ポーランドからソ連に亡命したことから、その作品はどこか暗い影があり、それを隠すように無理にはしゃいでいる部分がある、と思う。
このCDの曲はヴァイオリンソナタ4番以外は初めて聴くものだが、ソナタ第1番は意外と(?)のびやかで美しい曲で、落ち着く感じである。無伴奏ソナタは、孤高の音楽というのか、厳しい曲というのか、うまく表現出来ないがそんな感じの曲。
ソナタ第4番は、このCDの中ではやはりヴァインベルクの特徴が一番出ていると思う。憂鬱な第1楽章と、それを打ち消すような、しかし、どこか屈折したような激しくも苦しい(?)第2楽章である。ソナチネも穏やかなようで、やはりどこか屈折している。
このCDは「Volume.1」と書いてあるから、第2集以降も出るのだろう。
CPOから出ていたヴァイオリンとピアノ曲集は、第1集が出たきりその後が出る気配がないので、こちらで揃えるか。
◎A.カップ
・劇的序曲「ドン・カルロ」
◎E.カップ
・民族叙事詩「カレヴィポエク」からの組曲
◎V.カップ
・交響曲第2番
N.ヤルヴィ指揮BBCフィルハーモニック
(録音:2005、2001) CHANDOS
エストニアの作曲家といえばトゥビンの名前がすぐに浮かぶが、トゥビン以外はよく知らない。エストニアにも優れた作曲家がたくさんいて、まだまだ自分の知らない名曲が多々あるはずだと思う。
という訳で、今回買ってきたのがKapp一家の管弦楽作品集のCD。同じエストニア出身のヤルヴィ父の指揮によるものである。これは期待出来ると聴き始めた。いずれも初めて聴く曲だが、これが結構いい。
「ドン・カルロ」は短いながらも劇的な曲だし、「カレヴィポエク」はメロディアスな佳品。踊るような曲だと思ったら、これはもともとバレエの曲なのね。民族情緒あふれる6曲からなる組曲だ。交響曲第2番はロマンティックな名曲で、これもなかなかいいじゃないか。
これからエストニアの作曲家も少し守備範囲を広げていこうと思っている。
ちなみに、これを来月聴きに行く予定。トゥビン以外はほとんど未知だが...
http://estonianmusic.web.fc2.com/concert.html#conc2
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