最近また、北欧作曲家の未知の作品を少しずつ「開拓」している。
最近買ったCDから。
○A.ペッタション:
・交響曲第7番
・交響曲第11番
L.Segerstam指揮ノールヒェーピング交響楽団 (1992録音)
○A.ペッタション:
・交響曲第5番
・ヴィオラ協奏曲
M.Atzmon指揮マルメ交響楽団(5番) (1990録音)
L.Markiz指揮マルメ交響楽団/今井信子(ヴィオラ) (1990録音)
アラン・ペッタションはスウェーデンの作曲家。これまで聴いた「北欧系」の作品から想像出来るような、「北欧ロマン」だの「北欧情緒」だのといったありふれた形容で書き表わせる曲ではない。
ペッタションの他の交響曲(未知)もそうらしいのだが、ひたすら長い単一楽章の曲で、ゆったりと流れつつも、その曲は苦悩に満ちたもので、とはいうものの、最後は静かに希望に向かって旅立っていくような、そんな感じである。(自分で書いててよく分からん(笑))
ペッタションは、暴力的でアル中の父と病弱な母のもとで貧困の少年時代を過ごし、なんとかオケのヴィオラ奏者として身を立てることが出来たが、その後作曲家として活動を始めるや、関節炎を患ってペンも持てないほどになる。最後は癌に冒されて死去する。
精神も肉体もボロボロの人生だった訳だ。
それがそのまま曲に表れているのである。
適当に寝そべって聴くような曲ではない。
最後まで通して聴くにはそれなりの覚悟がいる。
今回買った4曲の中でも、5番や7番は特にその傾向が強いと思う。
でも、決して自暴自棄ではなく、悲しみの中に希望を見い出している。
11番やヴィオラ協奏曲はむしろ明るい希望に向かっている曲と言えるだろうか。
ペッタションの他の曲も聴いてみたいと思った。
幸いCDは結構出ているようなので、近いうち他の番号の交響曲も購入予定。
○K.アホ:
・ピアノ協奏曲第2番
・交響曲第13番「交響的気質」
O.Vanska指揮ラハティ交響楽団/A.Siirala(ピアノ) (2004/2005録音)
カレヴィ・アホはフィンランドの現役作曲家で、この2曲も21世紀に作られた曲だ。
これは前述のペッタションとは全く雰囲気が違い、北欧情緒の現代版といった曲だ。
交響曲13番は、解説によると「2003年に5周年を迎えたシベリウス・ホール(ラハティ交響楽団の本拠地)を祝って作曲、同ホールの音響効果を追求して作った曲」ということだ。
じゃあ、他のホールで演奏したら作曲家の意図した音響とは別物になってしまうのか、というアホなことは考えずに楽しもう。意外と良い曲で、「不可解なゲンダイオンガク」では決してない。
ピアノ協奏曲も、フィンランドのピアニストのシーララを想定して作曲された
ものということで、このCDでももちろんシーララの演奏で聴ける。
気付いたら、アホのCDは結構溜まってきたが、一部入手困難になっているのがあって残念だ。
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