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2009年05月02日23:23

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【旅行】 関西「乗り鉄」三昧 (その1)

1.新横浜→京都→大和西大寺→生駒

連休2日目の4月30日(木)より3日間、関西方面に出かけることにした。関西では最近新しい路線がいくつか開通しており、それらを中心にひたすら鉄道に乗ることが目的である。したがって鉄道以外のいわゆる「観光」は今回はほとんどしない予定である。

新横浜7:29発の「のぞみ7号」で、まずは京都に向かうことにする。N700系のオール禁煙車である。ゴールデンウィークの最中であるがカレンダーは平日であり、仕事をしている人も多いようで、それらしい乗客も目立つ。予想していたほどの混雑はなく空席も多かった。しばらくすると富士山が見えてくる。今日の富士山は雲がかかっていたが、新幹線の車窓からはとりあえず富士山を見ないと落ち着かない。連休中だからなのか、新富士付近で車掌も「富士山が見える」と案内していた。もっとも、富士山は小田原の手前からすでに見えている。名古屋で結構乗ってきたが隣りは空席のままで、1時間59分ほどで京都に到着した。

今回乗りたい線については、どのような順番で回るか全く決めていないが、新幹線の改札を出ると目の前に近鉄の乗り場があるので、まずは近鉄に乗ることにした。すると、最初の目的は近鉄けいはんな線になる。手持ちの「スルッとKANSAI」の残額が少ないので、新しいカードを購入しておく。関西地区も鉄道各社共通に使えるICカードがあるが、従来の磁気式共通カードである「スルッとKANSAI」もまだ使えるのである。関東でのパスネットが短命で終わってしまったのと対照的だ。時刻表を見るとすぐに特急橿原神宮前行きがあるので、つい特急券を買ってしまう。大和西大寺までだ。近鉄は、広域な路線網に多くの特急を走らせているのに、「○○号」といった愛称や号数が付いていない。「京都9:45発の橿原神宮前行き」と言うしかないのだが、沿線に有名な観光地も多いのだし、愛称名があってもいいと思う。

9:45発の特急は4両編成だ。意外とすいている。定刻に発車し、国宝の東寺五重塔を見ながら南下する。途中丹波橋のみに停車する。以前は西大寺までノンストップだったと思うが、京阪線接続の便のために停車することになったのだろう。木津川を超えて京田辺市に入るとJR学研都市線としばらく並行する。高の原から奈良県に入り、京都から29分で大和西大寺に到着した。

ここで奈良線に乗り換える。案内板に「尼崎、甲子園、三宮方面のりば」などの文字が見える。阪神と直通運転を開始したから当然だが、近鉄の奈良県内の駅で見るのはまだ違和感がある。関西の人はもう慣れたのだろうか。大和西大寺からは10:23発の急行大阪難波行きに乗車。なんか車両の雰囲気が違うと思ったら阪神電車の車両だ。近鉄奈良−阪神三宮間は両社の車両が走っている訳だが、まだ不思議な感じがする。阪神の車両なので、車内の路線図には阪神全線の他に山陽電鉄の姫路まで載っているが、近鉄は奈良線だけだ。学園前に停車し、次の生駒で下車。

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(近鉄特急「橿原神宮前行き」(京都))

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(大阪難波行きは阪神車両(大和西大寺))

2.生駒→学研奈良登美ヶ丘→高井田

生駒駅には同じ近鉄同士なのに、奈良線とけいはんな線の間に中間改札がある。けいはんな線は生駒−学研奈良登美ヶ丘が開通するまでは東大阪線という線名だった。地下鉄中央線の延長線のようで、たしかに近鉄の他路線とは雰囲気が違う。その延長区間は平成18年3月に開通しているが、今日初めて乗る訳である。10:41発の学研奈良登美ヶ丘行きは大阪市営地下鉄の車両だった。連休だから空いているのか、平日だから空いているのか、とにかくガラガラだった。生駒を過ぎると地下にもぐってしまう。白庭台駅は地上にあるが、駅を出るとまた地下だ。地形の関係からトンネルに入ってしまうのだろう。学研北生駒は奈良先端科学技術大学の最寄駅とのことで、これが「けいはんな学園都市」の「奈良」の核である。「京都」は同志社大学、「大阪」は大阪電気通信大学で、これらは片町線改め「学研都市線」の沿線にある。

終点の学研奈良登美ヶ丘で下車。長い駅名であり、「登美ヶ丘」だけでもいいような気がするが、「学研」も「奈良」も外せないのだろう。駅前には「lecolax(リコラス)」という名のビルがある。これはクリニックとスポーツクラブが入ったビルである。右側には大型商業施設「AEON」がある。他に目立った建物はない。

学研奈良登美ヶ丘11:13発のコスモスクエア行きで戻る。来た時と同じ大阪市営地下鉄の車両だ。生駒から先は初めてではないが、前に乗ったときは「東大阪線」だった。生駒を過ぎると長いトンネルを抜けて大阪府内に入る。長田からは大阪市営地下鉄で、長田は駅の造りや発車メロディーなどが大阪市営地下鉄のもので、近鉄の駅とは雰囲気が変わる。次の高井田で下車。1駅だけ市営地下鉄のため、学研奈良登美ヶ丘−高井田の運賃は距離の割にかなり高い。市営地下鉄の初乗り運賃200円が効いている。

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(大阪市営車の近鉄けいはんな線(生駒))

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(学研奈良登美ヶ丘駅)

3.高井田中央→久宝寺→天王寺→鶴橋→河内永和→放出→京橋

高井田で降りたのは、昨年3月に開通したJRおおさか東線に乗るためである。JR西日本の旅客営業線で唯一乗ったことのなかった路線だ。これはもともと城東貨物線だったのを旅客化したもので、将来は新大阪までつながる予定となっている。現在は放出−久宝寺が部分開業している。

地下鉄高井田駅から地上に出るとすぐ目の前に高井田中央駅がある。わざわざ「中央」をつけて駅名を変える必要もないと思うが、いろいろと事情があるのだろう。関西には、離れているのに同じ駅名を付けていたり、逆にすぐ近くなのに別の駅名にしたりというのが多い気がする。高井田中央駅の改札を入る。JR東日本のSuicaでそのままJR西日本のICOCAエリアに乗ることが出来るので便利だ。久宝寺行きの方が先に来るので、まずは久宝寺に行くことにする。11:45発である。関東では見かけなくなったウグイス色の電車が来た。JR河内永和、JR俊徳道、JR長瀬と「JR」の付く駅名が続く。「JR○○」なんて駅名は関西にしかない。私鉄優位の名残だろうか。駅名板の平仮名表記が「じぇいあーるかわちえいわ」などとなっているのも、やや間が抜けて見える。

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(高井田駅と高井田中央駅)

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(おおさか東線(高井田中央))

新加美を過ぎて久宝寺に到着。ちょうど昼時なので昼食としよう。駅前にはかつて龍華操車場があったが、今は跡形もなく八尾市龍華町という地名だけが残っている。その龍華町にあるうどん屋で食事をして駅に戻るが、おおさか東線で同じ道を戻ってもつまらないので、少し遠回りをして行くことにした。ホームに下りると12:25発の大和路快速がすぐに来るので、これに乗ることにする。天王寺まで乗って大阪環状線内回りに乗換える。大阪環状線は、関東では見られなくなったオレンジ色の103系電車だった。鶴橋で近鉄に乗換える。大阪線に乗っても、奈良線に乗ってもおおさか東線との接続駅にたどり着けるが、奈良線の東花園行きが先に来るので、こちらに乗ることにした。12:53に鳥羽行き特急と同時に発車した。大阪線と分岐する布施で通過待ちをし、その次の河内永和で下車する。

JR河内永和駅もすぐ近くにあり、わざわざ「JR」を付ける必要もなさそうに思う。近鉄の駅前の案内図はまだ「城東貨物線」と記してあった。今度の放出行きは行ったばかりで、13:20発まで多少待ち時間がある。日中は1時間に4本のダイヤだが、きっちり15分間隔でないため、運が悪いとかなり待つことになる。その運が悪い状態になった。しばらくして放出行きが来た。次の高井田中央までは先ほど乗ったが、その先の1駅間を乗って終点の放出に到着した。おおさか東線の到着と同時に、接続を取らずに隣りのホームから学研都市線が発車して行った。改善の余地あるダイヤだ。

放出駅では降りたことがないので、一旦改札を出て駅前を一回りする。放出駅に戻り、13:39発の学研都市線の普通西明石行きで京橋へ出る。学研都市線の正式な線名は今も「片町線」だが、線名の由来である片町駅がとっくに廃止されているのだから、学研都市線と呼んだ方がよかろう。

4.京橋→中之島→大江橋・・・淀屋橋→なんば

京橋駅でちょっとコーヒーブレイクをしたあと、京阪の乗り場へ向かう。次の目的は昨年10月に開通した京阪中之島線だ。中之島には普通列車の他は快速急行と区間急行が行く。来たのは区間急行だった。14:21発だが3分くらい遅れて、淀屋橋行きと同時に発車した。次の天満橋までは並行し、ここから線が分かれるのだが、なにわ橋は北浜と、大江橋は淀屋橋と至近距離だ。渡辺橋を過ぎて中之島に着いた。自宅の最寄駅も南武線の中野島なので、なんだか家に帰ってきたような気がしないでもない。

中之島駅から地上に出るとリーガロイヤルホテルの前に出た。大阪国際会議場も近い。「水の上の新都心」である。ちょっとホテルのロビーで寛いで、再び京阪中之島線で戻る。15:00発の快速急行出町柳行きは新しい車両のようで、塗色も従来の「京阪カラー」から変化している。京阪は順次車両の塗色を変更するようなので、見慣れた京阪カラーも近いうちに見られなくなるのだろうか。もっと乗っていたい車両だが、次の目的があるので2つ目の大江橋で下車。地上に出ると左が大江橋、右が淀屋橋と駅名の由来となった橋があるが、淀屋橋を渡り淀屋橋駅に向かい、地下鉄御堂筋線に乗車する。15:17発の天王寺行きでなんばまで乗車する。

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(中之島駅から)

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(京阪中之島線(中之島))

5.大阪難波→尼崎→三宮

次に乗るのは阪神なんば線である。地下鉄でなんばでの乗換え案内に「阪神」があるのがまだ変な感じがするが、今年3月に阪神なんば線の西九条−大阪難波は開通している。大阪難波駅は旧近鉄難波駅で、阪神が乗り入れたので「近鉄」を取って「大阪」を付けた。各線の駅名が「なんば」、「難波」、「大阪難波」、「JR難波」と、それぞれ微妙に違うのが面白い。大阪難波駅には近鉄の他に新たに阪神の券売機が加わった他は、近鉄難波の時と見た目の大きな変化はない。「スルッとKANSAI」への印字も「近鉄 難波」だった。

大阪難波からは近鉄からやって来た15:33発の区間準急尼崎行きに乗車する。近鉄の車両である。区間準急といっても、阪神なんば線内は各駅に停車する。大阪難波駅を発車し次の桜川駅に着くと、駅の造りが阪神のものになった。ドーム前、九条と地下の新線区間を通り、次の西九条からは地上に出て元西大阪線の線路となる。このまま尼崎まで乗り続ける。阪神西大阪線は普通列車だけが往復していた支線だったが、なんば線になって近鉄とつながり、本線格がもう1本出来たことになる。尼崎で下車。

尼崎からは15:59発の特急須磨浦公園行きに乗り換える。梅田発の従来からの特急である。甲子園に停車すると明らかに野球観戦に行く客がたくさん降りた。今日は甲子園球場で試合があるが、相手は巨人ではなく、すでに最下位確定に近い横浜相手だから気楽だろう。(「気楽」ではなかったが、9回裏に金本選手のサヨナラ打で勝ったらしい。) 甲子園、西宮、芦屋、魚崎、御影、三宮と、以前に比べて停車駅もかなり増えたが、並行するJRや阪急も同じで、阪神間を早く結ぶ競争から、沿線の便利へと発想を転換した結果だ。阪神と阪急も今や阪急阪神ホールディングスに統合されて、競争は過去のものとなった。三宮で下車。

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(阪神なんば線は近鉄車両(大阪難波))

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(須磨浦公園行き特急(尼崎))

6.三宮→神戸空港→三宮・・・三宮・花時計前→ハーバーランド

阪神の駅を出てポートライナーの乗り場へ向かう。市民広場から神戸空港へ延長された区間に乗るためだ。関西空港があって大阪(伊丹)空港があって、さらに神戸に空港が必要なのかは疑問があるが、新しい路線が出来たところは乗っておきたい。ポートライナー(神戸新交通)は、三宮からポートアイランドを一周して三宮に戻ってくるのが従来の線であるが、それに神戸空港行きの路線が尻尾のように付いたのである。ちょうどいいタイミングで、16:28発の神戸空港行きが出るところだったので乗車する。座席は転換しないクロスシートで、座ったところは後ろ向きだった。ポートライナーに乗るのは昭和56年の「ポートピア」の時以来だ。(あとで開通した六甲アイランド線は乗っている。) 市民広場までは一度乗っているはずだが、あまりに久しぶりなので初めて乗るような気分である。ポートターミナルを過ぎてポートアイランドへ進む。空港へ向かう家族連れの子供がうるさいので、空いてきた隣りの車両に移った。市民広場から左に「環状線」を分岐して、初めて乗る区間に入る。ポートアイランド南を過ぎると長い橋を渡り、マリンエア(神戸空港)に到着した。

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(ポートライナー神戸空港駅)

伊丹や関空と比べるまでもなく、規模的には地方の小空港と変わらない。ここから関空へ海上シャトル便が出ており、これは乗ってみたいが、今日は神戸に泊る予定なので次の機会の楽しみに取っておくことにした。

神戸空港16:57発の三宮行きで戻る。飛行機の到着時刻とかち合わない限り、混雑することはなさそうだが、市民病院前で学生(女子大生)がたくさん乗ってきた。神戸学院大、神戸女子大、兵庫医療大、神戸夙川学院大がここにあり、大学のための駅でもあるのだ。今日は学生は普通に平日なのだ。女子大生のある1人が「あと6ヶ月たてばお酒が合法的に飲める」というので、まあ合法的ではなく飲んでいるのだろうなと思って聞いていたら、「最初に飲むのは何がいいかな。ワインかな、やっぱりビールあたりになるのかな」などと真剣に(?)悩んでいる様子。すでに20歳になったと思われる同級生が、「6ヶ月間じっくり研究して最初の一杯を楽しんでね」などとアドバイス(?)をしていた。他愛ない会話だが、20歳までお酒を飲まないとは、最近の学生は意外と真面目なようだ。三宮で下車。

 今日の宿は神戸駅近くに確保してあるが、真っ直ぐJRで行くのもつまらないので、地下鉄海岸線で行くことにした。三宮駅から少し離れたところに三宮・花時計前駅がある。海岸線もたまたま開通初日に乗って以来乗っていない。17:33発の新長田行きに乗り、3つめのハーバーランドで下車する。この駅を降りるとJR神戸駅はすぐ近くである。神戸市の市街の中心は三ノ宮駅付近であり神戸駅はちょっと外れた場所だが、「神戸」を名乗る駅であり東海道本線の終点として、それなりの風格のある駅である。もっともJR各社への分割以降は「東海道本線の終点」もあまり意味がなくなった。

今日の宿はチサンホテル神戸である。荷物を置いて食事をしに外出する。酒類を控えなければならない状態なので、今日はアルコール無しの食事。ハーバーランド駅の上にある「デュオこうべ」内のKYKというトンカツ屋で美味しいトンカツを食べた。

7.高速神戸→新開地→粟生

月が替わり5月1日となった。今日は金曜日で平日ダイヤである。最近開通した線ではないが、近くにまだ乗ったことのない線があるので、今日はそこに行くことにする。チサンホテルは高速神戸駅に直結していることに昨日気付いた。ホテルで朝食を取り、チェックアウトを済ませて出発だが、外には出ずにそのまま地下に行けば高速神戸駅である。高速神戸駅は阪神、阪急、山陽のジャンクションであるが、正確には神戸高速鉄道の駅である。

山陽電鉄の7:56発普通姫路行きに乗車し、次の新開地で降りる。ここで神戸電鉄に乗り換える。時刻表を見ると8:07発の粟生行きがあるので、これに乗ることにした。「平日」で仕事の人も多く、新開地に到着する電車はラッシュ状態だが、下り電車はガラガラである。次の湊川で少し乗ってきたが、混雑というほどではない。湊川を出ると地上に出て、しかもいきなり山登りが始まる。勾配を登っていくのが乗っていてもよく分かり、神戸の市街地を出てからわずか10分とは思えないような山間部を走っている。鵯越を過ぎていよいよ山奥(?)に入ると、休止となった山間の無人駅菊水山があるが、ホームはそのまま残っていた。あくまでも廃止ではなく休止中ということだろうか。近くにはダムがある。菊水山トンネルを抜けると突然開けて、風景が郊外の住宅地に変わり鈴蘭台に到着。ここまで約15分だが、この間の風景の変化は面白い。

ここで有馬線と分かれて粟生線に入り単線になる。ところどころ複線のところもあるが、基本的には単線だ。鈴蘭台で開けた風景が続くかと思ったら、鈴蘭台西口、西鈴蘭台と鈴蘭台の町を抜けると再び山間部に入ってしまう。線路沿いに人家もほとんどなく、やっと少し開けた所に出ると駅があるとは、どこのローカル線かと思うが、神戸の市街地を出てから20分程度の距離なのである。しかし、木津を過ぎると車窓風景は郊外の住宅地が続き、やっと安心する(?)。神戸市最後の駅の押部谷で上下列車の交換をする。次の緑が丘からは三木市に入る。

三木に到着。三木鉄道が廃止になったので神戸電鉄が市内唯一の鉄道となった。ここから先が初めて乗る区間である。乗っている先頭車両は乗客がすでに3人だけになっている。やはりローカル線である。小野市に入り3つ目の小野に停車。この辺りが小野市の中心地だろう。降りてはいないが、地方小都市の駅前という雰囲気である。そのまま進み加古川を渡って、終点の粟生で下車する。新開地から約1時間である。

粟生で「スルッとKANSAI」で神戸電鉄の改札を出たらJRのホームの上だった。出口を間違えたのかと思ったが、改札は他にない。そのままJRのホームを歩いて、JRの改札から出ればよいのだ。粟生は神戸電鉄の他にJR加古川線と北条鉄道が集まる駅だが、駅前は見事に何もない。小野市の中心地から外れているとはいえ、鉄道が3本も乗り入れている駅だから、それなりの駅前を予想していたが全く違った。正確に言えば「おの陶遊園アルテ」と称する妙に立派な建物だけがある。これは陶芸教室か何かだろうか。中を覗くと掃除をしているようだが、勝手に入っていいものかどうかも分からないのでこれ以上覗くのは止めにした。

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(神戸電鉄粟生行き(新開地))

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(粟生駅)

(その2へ続く)
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