https://www.imdb.com/title/tt1677082/
リザ・ジョンソン監督
リザ・ジョンソン脚本
リンダ・カルデリーニ
マイケル・シャノン
ジョン・スラッタリー
タリア・バルサム
エマ・レイン・ライル
ポール・スパークス
ロージー・ベントン
ルイーザ・クラウス
ジェームズ・マータウ
ボニー・スウェンシオニス
ウェイン・パイル
中東から帰還した女性兵士ケリー(カルデリーニ)は、故郷でかつての生活を再開する。しかし、日常に戻ることは容易ではなく、仕事にも身が入らない。やがて夫マイク(シャノン)の不倫が発覚し、家族との関係も崩壊していく。
飲酒運転で事故を起こしたケリーは、セラピーセッションへの参加を命じられる。そこで知り合った退役軍人の男(スラッタリー)と親しくなるが、彼もまたオキシコドン依存症を抱えていた。
女性帰還兵が主人公というのが珍しい。
一度戦場を経験した人間とそうでない人間の隔たりを印象づける一本だが、帰還兵を社会に再び受け入れることの難しさが浮かび上がる。
また、マイクも妻の不在時にワンオペで子育てをしていたという、マイクとしての
日常もあったわけで、単純な悪人というわけでもない。
最後にケリーは再び戦場へと向かう。皮肉にも、彼女にとっては故郷よりも戦場の方が落ち着ける場所になってしまったように見える。
『ハート・ロッカー』を思い出したが、あちらが戦場に取り憑かれた男の物語なら、こちらは日常から居場所を失った女の物語なのだろう。
故郷への帰還を意味していたはずの『Return』というタイトルが、最後には戦場への帰還という、もう一つの意味を帯びてくる。
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