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2026年09月10日14:29

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「ヒンド・ラジャブの声」全世界に観て欲しい現実

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”イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの攻撃が続いていた2024年1月29日、パレスチナの人道支援組織「赤新月社」のボランティアチームが緊急通報を受ける。それは、銃撃下の車内に閉じ込められた6歳の少女ヒンド・ラジャブからのものだった。ガザから避難しようとしていたヒンドとその家族は、乗っていた車がイスラエル軍に攻撃され、ヒンドをのぞく全員が命を落としていた。赤新月社のボランティアチームは、残された彼女を救出するため、電話をつないだままあらゆる手段を尽くすが…”(映画Com.より)

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6歳の子供ヒンドが銃撃されている車の中から、電話で助けを求めている。
車内には、叔父や叔母従弟たち6人が一緒にいたのだが、全員殺されてしまった。
その夥しい血を多分彼女も浴びながら、助けて、迎えに来てと、車内に隠れながら必死に訴えている。
そこから車で僅か8分の所にボランティアチ−ムはいるのだが、煩雑な手続きを踏んで許可を得ないと救助隊員が攻撃されるので、簡単には動けない。
ガザに於けるパレスチナ人救助の為に、敵対国であるイスラエルの了承が要るというシステムの愚劣さに言葉を失くしますが、実際にこのチームではもう何人ものメンバーの命を失くしているのです。

お願い、助けに来てと小さな子どもに訴えられながら、すぐに駆け付けることのできないボランティアチームの苦悩。
軍当局、大使館、あちこちに連絡していたずらに時間が経ち、ようやくイスラエル軍の許可が下りて救急隊員が駆け付けるが、激しい銃撃の音で連絡は途絶える。

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その2週間後、イスラエル軍が引き上げた後のリアル映像に、息を呑みます。
ヒンドが隠れていた車は355発の銃撃を浴び、原形を留めていない。
彼女を助けに行った救急車は戦車砲で撃たれ、救急隊員2名は、焼け焦げた骨片となっていた。
救出の術を探すボランティアチームの会話の中に、戦車の赤外線センサーが生体反応を検知し、電話も傍受されているというものがありました。
では、ヒンドを(何時間か)生きながらえさせたイスラエル軍の狙いは、当初から救急車と救急隊員であったのか!?

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(命を失くしたチームメンバー)

国際人道法では、民間人は保護され、医療要員や医療輸送にも特別な保護が与えられているということになっています。
しかし実際、戦争においては、そんなもの知ったこっちゃない。
この映画に使われている音声は、その時の実際の音声記録だそうです。
ブラッド・ピット、ホアキン・フェニックス、ルーニー・マーラ、アルフォンソ・キュアロンらが製作総指揮に名を連ね、第82回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(審査員グランプリ)を受賞。
ベネチアでは実に23分のスタンディング・オベーションが起きたといいます。
カウテール・ベン・ハニア監督、チュニジア・フランス合作。

公式HP https://hindrajabjp.com/
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