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2026年07月05日21:57

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【音楽】 ラ・コリーマ ピアノデュオリサイタル

今日は池上に行った。ラ・コリーマのピアノデュオ・リサイタルである。
プログラムは次のとおりである。

 ・ミヨー:子どものための
 ・ミヨー:フランス組曲
 ・ダマーズ:ミラージュ
 ・ダマーズ:ドロミニアーナ
 ・マスネ:3つの小品
 ・サティ:風変わりな美女
 ・タイユフェール:イマージュ
 ・ケクラン:組曲

   ピアノデュオ:ラ・コリーマ (山田磨依/吉田朝子)
   会場:イデアレーブ池上 (16:00 開演)

ラ・コリーマのリサイタルは2021年のデビューリサイタル以降、だいたい行っていると思う。今日は結成5周年記念リサイタルである。演奏機会の少ないピアノデュオ作品を積極的に取り上げ、その魅力を引き出してくれる素晴らしいデュオなのである。

池上に行くのも久しぶりである。実は生まれたのはこのあたりであり、4歳くらいまで過ごしていた。約60年前であり記憶も曖昧だが、そもそも町の様子も変化が大きい。少し散策してみようと早目に駅に着くが、結局行くところは本門寺だ。たぶん幼い頃に親に連れられて来ているが記憶は曖昧だ、約60年ぶりの本門寺だろう。本門寺から会場のイデアレーブ池上は近い。最近出来たらしく、行くのも初めてだが、HPの地図は分かりやすいので迷うことはなく行ける。

さて、会場に着いて時間になると、2人が登場して演奏会が始まる。前半はこのデュオ得意のミヨーとダマーズである。ミヨーの「子供のための」は、短いながらも楽しくなるような3曲である。「フランス組曲」はフランスの各地の民謡をベースにした5曲からなる作品だが、もともと吹奏楽のための曲らしく、「サックスやフルートなどの音の雰囲気をピアノで表してみたい」ということで、私の素人耳にはそこまでは分からなかったけれど、雰囲気は伝わる演奏であった。

ダマーズの「ミラージュ」と「ドロミアーナ」は、聴いたことがあると感じたのは、一昨年のリサイタルでも演奏した作品だったのだ。「ミラージュ」の微妙な「ズレ」があるような感じが蜃気楼(ミラージュ)の雰囲気を出しているようだ。「ドロミアーナ」は、これも変化に富んだ3曲からなる作品で、3曲目の活き活きとしたリズムが2人の間で溶け込み、圧巻の演奏だったと思う。

休憩のあとはマスネの「3つの小品」からはじまるが、これはラ・コリーマとしては初の演奏とのことである。たぶん聴くのも初めてだが、優雅で素敵な音楽だと感じた。「これは是非弾きたい」と演目に加えたというのも分かる。

サティの「風変わりな美女」は、文字通り風変りというかサティらしい4曲から成るが、やはり聴いていて面白い曲である。(タイトルを見て、演奏している2人もある意味「風変りな美女」かもと思ったことは内緒。)

タイユフェールの「イマージュ」は一見シンプルながら、何やらおぼろげな映像が浮かぶような気もする、そんな感じに聞こえた。最後のケクランの「組曲」は、これもたぶん初めて聴く曲だが、神聖な雰囲気が漂うような1曲目で始まり、様々なニュアンスを伝えながら、最後は盛り上がって締めるようで、プログラムの最後にふさわしい組曲だった。

演奏の間に曲の簡単な解説な関連するエピソードを解説してくれる。今日は主に朝子さんが解説担当であった。(最初の頃は「どうも話すのは苦手で」と言っていたのに、今は堂々としている。磨依さんが予定外の話題をアドリブで入れたりして楽しい)

さらにアンコール演奏が2曲だ。ダマーズの「誕生日の祝辞」は、もともと2台のピアノ用の曲だが、それを1台の連弾用に編曲したそうで、チャレンジャブルな演奏ということである。続いてはプーランクのピアノ連弾ソナタの第1楽章。これも、2人の腕が左右に絡まったりで、なかなか激しい感じだが、終演後に聞いてみると、本当にそういう弾き方の曲なのだそうだ。

また次回も行きたくなるような素敵なリサイタルだった。
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