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2026年03月26日15:19

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「プロジェクト・ヘイル・メアリー」

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”太陽のエネルギーが奪われるという原因不明の異常現象が発生。このままでは地球は冷却し、人類は滅亡してしまう。同じ現象が太陽だけでなく宇宙に散らばる無数の恒星で起こっていることが判明し、11.9光年先に唯一無事な星が発見される。人類に残された策は、宇宙船でその星に向かい、太陽と人類を救うための謎を解くことだった。この“ヘイル・メアリー・プロジェクト”のため宇宙に送り込まれたのは、優秀な科学者でありながら学会を去り、いまはしがない中学教師をしていたグレースだった。彼は地球から遠く離れた宇宙でたったひとり、自らの科学知識を頼りにミッションに臨み、そこで同じく母星を救おうと奮闘していた異星人ロッキーと出会う。姿かたちも言葉も違う2人は、科学を共通の言語にして難題に立ち向かい、その過程で友情を育んでいくが…”(映画Comより)
作家アンディ・ウィアーのベストセラーSF小説を映画化。

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宇宙を舞台にした壮大なお伽話です。
グレースは優秀な科学者ではあるが、「僕は宇宙飛行士じゃない!無理だ!」と叫んだ通りの一般人なのに、その彼を薬で眠らせてロケットに乗せるなんて。
そしてパイロット、エンジニアの二人が飛行中に亡くなってしまい、彼が一人でロケットを操作することになるなんて。
あり得ないでしょう!?ということばかりですが、お伽話、そして「バディ物語」と見ればこれは面白い。

遥か11.9光年離れた星にどうやって行くのかとか、アストロファージと名付けられた微生物状生命体のこととか、グレースと地球外生物「ロッキー」はどうやって会話ができるようになったのかとか難しいことはさておき(理系まったくダメな文系女)、この二人の友情には胸が熱くなります。
ミッション中のトラブルで死にかけたグレースを、ロッキーは自分の命をかけて助ける。その後、2人はそれぞれ自分の星へと別れるのですが、ロッキーの危機を察知したグレースは、地球への帰還をあきらめて…
これは「誰の為に命をかけるか」という物語でもあるのですね。

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深刻な話ではありますが、そこここにウィットが散りばめてあって笑えます。
ライアン・ゴズリングの、端正ではあるが何処か泣き出しそうな顔で演じるコミカルな動きが、なんとも楽しいのです。
ライアンは本作の映画化を熱望し、自ら出資して製作をも務めたのだそうです。
ビートルズの「Two Of Us」が絶妙なタイミングで流れるのにも、ちょっとにんまり。
「Hail Mary」が「一か八かの神頼み」といった意味ということも収穫でした。

公式HP https://projecthm.movie/

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