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2025年06月21日21:35

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【音楽】 東京交響楽団演奏会 @東京オペラシティ

今日は東京交響楽団の演奏会に行った。
プログラムは次のとおりである。

 ・ヴァインベルク:シンフォニエッタ第2番
 ・ハイドン:交響曲第100番「軍隊」
 ・ヴァインベルク:チェロと弦楽のためのコンチェルティーノ
 ・シューマン (ショスタコーヴィチ編):チェロ協奏曲 イ短調

   指揮&チェロ:マリオ・ブルネロ
   会場:東京オペラシティ コンサートホール (14:00 開演)

今回の個人的なメインプログラムはヴァインベルクである。最近はようやく作品が演奏される機会も増えてきたが、少し前までは日本国内での知名度は低かったと思う。そのヴァインベルクにはまり、CDを買い集めるきっかけとなった1枚に収録されていたのがシンフォニエッタ第2番である。それが生で聴けるので楽しみだった。

そのシンフォニエッタ第2番から始まる。弦楽合奏とティンパニのみで演奏される。チェリストのブルネロが指揮者として登場する。出だしは少しだけ速めのテンポのように感じたが、それに続いてグイグイと進んでいく。結構ティンパニが強打されている箇所があり、録音で聴いたよりもダイナミックな印象であった。新古典主義的な作品ということであるが、ちょっと一癖あるようなのがヴァインベルクぽいところである。

続いては管楽器群も加わって、ハイドンの「軍隊」だ。ハイドンの交響曲は100曲以上あるのに、演奏会で聴いたことがあるのはごくわずかで、それもたまたまプログラムに入っていたから聴いたというだけなので、実は貴重な演奏会体験になるのである。「軍隊」を生で聴くのも初めてだ。「軍隊」という通称で呼ばれるのは、第2楽章の中間のトランペットから始まる軍楽調(?)なところに由来するのだろう。打楽器が鳴り響くところなどもあったり、普段は滅多に聴かないハイドンも、じっくり聴くと面白い仕掛けもあって楽しめた。

休憩のあとは、ブルネロはチェリストとして登場する。指揮者も兼ねているが、指揮は出だしのところを軽く降るだけで、実質は指揮者なしに近い。ヴァインベルクのチェロ・コンチェルティーノは初めて聴く曲だと思う(手持ちのCDにはなかった)。前半のシンフォニエッタ以上にヴァインベルクらしさを感じた気がする。独奏チェロの奏でる旋律が、なんとも言えない味があり素敵である。最後は静かに消え入るように終わっていき、演奏が終わってから拍手まで10秒くらいの静寂があった。

最後はシューマンのチェロ協奏曲だが、今日演奏されるのはショスタコーヴィチ編曲版だ。この編曲の存在は知ってはいたが、実際に聴くのは初めてかもしれない。オリジナルとどこが違うのか、正直一回聴いただけで全容をつかむのは難しいが、なんとなく雰囲気が違うのは感じる。重めのオリジナルのオーケストラを、少し明るく華やかにしたような感じであろうか。全体としてはシューマンなのだが、ところどころショスタコーヴィチっぽい響きも聞こえたりして、これはこれで楽しめたと思う。ブルネロのチェロも素晴らしかった。

最後にアンコール演奏があった。ブルネロが曲名を説明したが、「Bach」しか聞き取れなかった。まあ無伴奏チェロ組曲だろうと思っていたらそのとおりで、第5番から「サラバンド」である。しかし、なぜか途中からオーケストラが加わった。これはシューマンの編曲らしい。こういうのもあったのだと初めて知った。

すでに夏本番のような気候だが(そういえば今日は夏至だ)、素敵な演奏会を楽しむことが出来た。演奏会が終わっても外は暑いので、外には出ないで初台駅に直行した。
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