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2025年02月28日20:31

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【散策】 青梅線ぶらり散策

JR青梅線は立川と奥多摩を結ぶ路線だが、青梅駅で完全に系統分離されている。立川−青梅は中央線から直通する10両か12両の電車も走っており、本数も多く都心への通勤圏となっているが、青梅−奥多摩は4両編成の電車が1時間に1〜2本走るだけのローカル線である。そのローカル線区間にはおりたことのない駅も多いので、今日はそんな駅にいくつかおりつつ、適当に青梅線沿線をブラブラしようと思う。

立川から青梅行きに乗車する。中央線からの直通が発車する5番線発を狙って乗車する。もちろん目当てはグリーン車だ。3月15日のダイヤ改正前はグリーン車にも料金なしで乗れるのだ。平日朝の下りだからすいているだろうと思っていたら、意外と乗車率はよい。やはりみんな狙っているのだ。駅に停まるたびに降りていき、青梅に着くころにはガラガラになっていた。青梅では25分くらい待ち時間があった。ここから本数が少なくなる。奥多摩行きが発車するまでにさらに青梅止まりの電車が数本到着したが、奥多摩行きに乗り換える人は多くない。

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(青梅駅に停車中の青梅線)

まずは石神前で下車する。もちろん初めて下車する駅だ。駅名から察するに「石神」があるのだろうと思うが、やはり駅のすぐ近くに石神社があった。石神社は青梅市二俣尾地区の氏神であり、境内の大イチョウは市の天然記念物に指定されている。樹齢が分からないほど古いらしい。「鎮座の年代詳ならず」とのことだ。駅周辺には石神社以外には特に何もなさそうだが、次の電車まで時間があるので少し歩いてみる。多摩川にかかる好文橋を渡ってみる。渡った先にあるのは小学校だった。「好文橋」という名前は、まさか学校が由来だろうか??

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(石神前駅)

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(石神社)

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(好文橋からの眺め)

駅に戻り、再び青梅線に乗車する。二俣尾と軍畑を過ぎて、次の駅は沢井だ。この沢井で下車する。沢井といえば小澤酒造である。ここで作られる「澤乃井」は奥多摩の銘酒として有名だ。沢井は日本酒の町である。駅を出て酒蔵の横を過ぎると澤乃井園がある。料亭やカフェ、豆腐料理店もあり、きき酒処もあって、日本酒と料理が楽しめるエリアだ。まだ11:00にもなっていないので、これらの店は開いていない。園内をブラブラしていたら、楓橋という橋があった。この橋を渡ると寒山寺という寺がある。無住寺ではあるが、中国寒山寺から日本寒山寺の建立を願って、釈迦仏像一体を託された寺なのだそうだ。

澤乃井園に戻る。店に入らなくとも、お酒や軽食を売っていることに気付き、やはりこの場所に来て飲まないで帰るのは無理というもの、1本だけ「澤乃井」をいただく。多摩川の清流を眺めながらのお酒は最高だ。平日の午前中からお酒を飲むのも、会社勤めをしていた時には難しかったが、今は自由である。いい気分になって沢井駅に戻った。この駅名も酒名も、清涼で豊かな名水郷である沢井に由来する。

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(沢井駅)

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(澤乃井園)

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(楓橋)

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(寒山寺)

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(澤乃井園でちょっと一杯)

ふたたび青梅線に乗り、御嶽と川井を過ぎて、古里で下車した。古里駅でおりたのも1人だけだし、何もない駅前を予想していたら、意外なことにお店がいくつかあり、コンビニまであった。正午を過ぎたので食事をしようと思う。この駅ではお預けかと思ったのに、良い方に予想が外れた。「だしまき卵専門の店」という案内看板が気になって、そこに行ってみる。「卵道」という店だ。中に入り、だしまき卵定食を注文する。だしまき卵だけで成り立っている店だけあって、さすがに美味しかった。しかも店内は結構客が多くて、これも予想外だ。

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(だしまき卵定食)

食事を終えて、少し歩いてみる。駅にあった案内によれば、「古里附のイヌグス」というのがあるらしい。線路沿いの街道に沿って歩く。少し行くと、人が大勢集まっている場所があった。何をしているのだろうと思って近付いたら、それは案山子だった。遠くから見ると生きている人間の集団に見えてしまうリアル過ぎる案山子だ。なぜここに集まっているのかは謎だが。古里駅から15分ほど歩いて、古里附のイヌグスの前に着いた。これも樹齢が不明だが、かなり大昔からあるのだろう。ちなみに古里駅の案内にも、周辺の観光スポットはこのイヌグスくらいしか書いていなかったので、駅前がちょっと栄えているのが意外だったのだ。

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(不思議な案山子の群れ)

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(古里附のイヌグス)

古里駅からイヌグスまで歩いたら、もしかしたら次の鳩ノ巣駅までの半分くらいまでは来てしまったのではと思い、古里駅に戻るよりも、このまま先に進み鳩ノ巣駅まで歩くことにした。実際は半分までは行っていなかったが、意外と遠かったかもしれないと不安になりかけたころ、前方の駅らしきものが見えてきた。鳩ノ巣駅へは古里駅から歩いて到着だ。ここも駅前はそこそこ店がある。お洒落なカフェや釜飯の店などもあり、地元グルメと自然堪能の駅だということだ。食事はしないが、駅近くを歩いてみる。双竜の滝という文字が見えたので、案内にしたがって行ってみると滝があった。適当にブラブラ歩いて駅に戻る。

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(鳩ノ巣駅)

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(双竜の滝)

次に来る電車は上りの青梅行きだ。まだ青梅線の駅でおりたことがない駅はいくつかあるが、それは次の楽しみに取っておき、青梅行きに乗車して帰ることにする。そのまま青梅まで乗っていく。青梅で接続する中央線直通の東京行きは、もちろんグリーン車に乗車だ。結構みんな狙っているようなので、グリーン車の2両は乗車率がよい。グリーン車としての正規の扱いが始まったら、果たして利用者はどうなるだろう。立川で下車して、南武線で自宅最寄駅まで帰った。今日はローカル線ののんびり旅だったが、実は全て東京都内である。
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