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2024年07月07日20:29

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【音楽】 ラスベート交響楽団演奏会 @武蔵野

今日もかなり暑い日だったが、その暑さのピークの時間帯に武蔵野市に行った。ラスベート交響楽団の演奏会に行くためだ。ラスベート交響楽団は、グラズノフの作品をメインに演奏しているアマチュアオーケストラであり、これまでも何度か聴きに行っている。

今日のプログラムは次のとおりである。

 ・ディーリアス:幻想曲「夏の庭で」
 ・グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲
 ・ラフマニノフ:交響曲第3番

   指揮:小久保大輔/ヴァイオリン:丹羽道子
   会場:武蔵野市民文化会館 (14:00 開演)

グラズノフの作品は毎回演奏されるし、交響曲も全曲演奏を終えて、2回以上演奏している曲もある。管弦楽作品もかなり演奏している。ということで、今日は満を持してヴァイオリン協奏曲である。

三鷹駅から徒歩15分ほどで会場に着くが、この15分が暑さのせいで異様に長く感じる。水分補給しつつ歩く。会場に着くとホッとした。演奏会はディーリアスの「夏の庭で」から始まる。ディーリアスは「夏」に関する作品も多いが、今日のような日にはふさわしいだろう。あくまでも穏やかに、避暑をしながら寛いでいるような曲である。暑さでだれていた身体が、この曲で落ち着いてきた。

さて、いつもはコンサートマスターをしている丹羽さんが今日はステージにいない。コンサートマスターとしてではなく、ソリストとしてヴァイオリン協奏曲を演奏するのである。その丹羽さんが登場して、グラズノフの協奏曲だ。冒頭こそ怪し気な雰囲気で始まるが、最後まで聴いていると幸せな気分になるような曲だと思っていて、個人的にも大好きな曲だが、生で聴くのは初めてだ。グラズノフらしい美しい旋律も多いが、それだけでなく、なかなか演奏が難しそうな重音奏法があったり、急にピッチカートが入ったり、ソロ部分にも聴きどころが多いのである。やはりこの曲は素敵だなと、演奏を聴いて改めて思った。

このあとお約束のアンコール演奏だが、ソロではなくヴァイオリンとオーケストラで演奏される。曲目はラフマニノフの「ヴォカリーズ」で、この編成のヴァージョンで聴くのもなかなか面白いものであった。

休憩のあとは、ラフマニノフの交響曲第3番だ。後半は丹羽さんがいつものコンサートマスターの席に座る。さて、ラフマニノフというと甘美なメロディーというイメージがあるが、第3番はどちらかというと、甘美系というよりはドンシャカ系かなと思っていた。しかし決して魅力がない訳ではない。今日の演奏会で改めて聴いてみて、そう思った。打楽器も活躍して、全体として躍動感にあふれつつも、ラフマニノフ節全開の素敵なメロディーも多いのである。

このオーケストラは、派手なパフォーマンスをしたりすることはなく、作品そのものにしっかりと向き合って、要所を押さえたしっかりとした演奏をすると以前から思っていたが、そういうことで作品の魅力がしっかりと伝わるのだと思う。だから、直接的な縁はないアマチュアオーケストラながら、何度も聴きに行っているのである。もちろん、グラズノフの作品が聴けるというのもある。

終演後に会場を出ると、まだ暑かった...
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