最近購入したCD。
●ボリス・リャトシンスキー (1895-1968、ウクライナ)
・交響曲第3番
・交響的バラード「グラジナ」
キリル・カラビッツ指揮ボーンマス交響楽団 (2018録音、Chandos)
ウクライナの作曲家リャトシンスキーの作品は、おそらく初めて聴く。ウクライナの指揮者カラビッツは、旧ソ連の国の知られざる作曲家の作品を積極的に録音していこうと進めているようで、このCDもその一環である。
交響曲第3番の冒頭部分はゴジラでも出てきそうな感じだが、第1楽章はそれを受けて、荒々しく闘争的な音楽の中に、祈りのような旋律が交錯するような感じである。第2楽章は不気味な静寂といった感じで始まるが、時おり美しい旋律が静かに流れていく。第3楽章は一転、バタバタしたような感じで、なんなんだと思っていると、第4楽章では平和的に明るさを取り戻したようになり、そのまま終結部に突入する。通して聴くと、不思議な雰囲気もあるが面白い交響曲という気がする。余白に入っている「グラジナ」は、美しい旋律に始まり、徐々に盛り上がりつつ展開していく。
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