最近購入したCD。なんとなく、サン=サーンス作品を2枚。
●カミーユ・サン=サーンス (1835-1921)
・歌劇「黄色の王女」序曲
・レクイエム
・交響曲第3番「オルガン付き」
ジェフリー・サイモン指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ハーロウ&イースト・ロンドン合唱団
ティヌケ・オラフィミハン (ソプラノ)
キャスリン・ウィン=ロジャース (アルト)
アンソニー・ローデン (テノール)/サイモン・カークブライド (バス)
ジェームズ・オドンネル (オルガン) (1993録音、Cala Signum)
有名な「オルガン付き交響曲」が入っているが、このCDを購入した主目的は「レクイエム」を聴くためである。「レクイエム」は多くの作曲家が作っているが、サン=サーンスは録音も多くないようで、あまり見かけない。そもそも無神論者だったサン=サーンスの「レクイエム」とはどんなものだろうと思ったら、これが実に素敵なのである。宗教とか信仰とかはぬきにして、純粋に心に響く音楽である。特に最後の「アニュス・デイ」は素晴らしい。続いて収録されている交響曲第3番も、オルガンの加わる第1楽章第2部は、「レクイエム」からそのままつながっているような感じでもある。そして第2楽章の適度な盛り上がりもよい。最初の「黄色の王女」の序曲も全く初めて聴くが、これもなかなか楽しい曲である。
●カミーユ・サン=サーンス (1835-1921)
・ピアノと管弦楽のための幻想曲「アフリカ」
・劇音楽「パリザティス」よりエアーとバレエ
・ホタ・アラゴネーサ
・大幻想曲「サムソンとデリラ」 (ルイジーニ編曲)
・フルート、クラリネットと管弦楽のためのタランテラ
・サラバンドとリゴードン
・死の舞踏 (歌曲版)
・フランス軍隊行進曲
・ミューズと詩人
・歌劇「アスカニオ」よりワルツ(終曲)
ジェフリー・サイモン指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
グウェンドリン・モク (ピアノ)/スーザン・ミラン (フルート)
ジェームズ・キャンベル (クラリネット)
ティナ・グルーエンバーグ (ヴァイオリン)/アンソニー・ローデン (テノール)
ステファニー・チェイス (ヴァイオリン)/ロバート・トルーマン (チェロ)
(1993録音、Cala Signum)
もう1枚は、サン=サーンスの管弦楽作品集。このあたりの作品は実はほとんど初めて聴く。オーケストラだけでなく、独奏楽器や声楽も加わり、なかなかバラエティに富んでいて、聴いていて楽しめる。「アフリカ幻想曲」は、サン=サーンスがしばしば北アフリカを訪れていて、そのイメージを描いたものだろうか。なんとなくアフリカ(?)という感じがしないでもない、面白い曲である。「死の舞踏」はオーケストラ版は聴いていたが、オリジナルの歌曲版は初めて聴いた。たしかに「死の舞踏」だ。歌劇や劇音楽からの曲は、あまり聴く機会がないが、その中から「いいとこ取り」をしたような感じであろう。あまり肩肘張らずに楽しめるのも、サン=サーンスらしいといえようか。
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