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2018年08月13日21:36

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【散策】 埼玉県、群馬県、栃木県

今日は仕事は休みであるが、家に閉じこもってばかりでもつまらないので、出かけることにした。タイトルのとおり埼玉県、群馬県、栃木県に行ったのである。と書くと、北関東周遊でもしたのかと思われそうだが、実は以下のとおりである。

新宿からJRで栗橋まで行く。今日は電車も空いていてよい。栗橋から東武日光線に乗り換えて2つ目の柳生でおりた。ここは、以前は北川辺町だったが、現在は埼玉県加須市に編入されている。この駅でおりたのは、先日読んだばかりの「ふしぎな県境」の影響を受けて、「三県境」を訪れてみようと思ったからである。柳生駅には「三県境」の案内があり(栗橋駅にもあった)、どうやら観光地化しているようだ。3つの県境が接しているところは全国に48カ所あるらしいが、ほとんどが高い山の天辺か水の上で、平地にあるのはここぐらいである。しかも駅から歩いて10分足らずだ。

あたりは長閑な田園風景だが、親切な案内板もあちこちにあり、迷わずに行ける。以前は地図を頼りに探し回るしかなかったが、「県境マニア」も増えたのか今は親切な案内がある。「渡良瀬遊水池」、「三県境」、「道の駅きたかわべ」の地味な(?)三点セットが、この地の観光スポットであるらしい。埼玉県から栃木県に入ったところを左に曲がると、あった! 埼玉県、群馬県、栃木県を1秒で1周出来る。ついでに、三県同時に手足を付けることも出来る。ここから、埼玉県は秩父の山々、群馬県は榛名山や白根山、栃木県は日光や那須までつながっているのかと思うと感慨深い。だからどうした、という人はいい。私はこれが楽しいのである。

三県境を見たあとは、渡良瀬遊水池(谷中湖)にも行ってみることにした。谷中湖はここからすぐ近くだ。上から見るとハート形をしている湖である。栃木県内を歩き、ゲートを入る。このあたりはずっと栃木県だ。谷田川を下宮橋で渡り、湖を眺める。左側は北ブロックで、栃木県と群馬県の境が湖面にある。右側は南ブロックで、栃木県と埼玉県の境が湖面にある。谷中湖も三県が入り乱れているのである。ついでに茨城県も間近に迫っているが、残念ながら湖面までは達していない。

さらに西橋を渡り、中の島まで行ってみる。野鳥観察台というのがあり、ここから野鳥観察が出来るが、残念ながら鳥の名前には詳しくないのであった。それにしても暑い。今日は曇りで日差しはあまりないのに、歩いただけで汗が噴き出る。やはり気温は相当高いようだ。中の島からゲートまで戻る。湖面上の橋はすべて栃木県内だ。

さて、今度は「道の駅きたかわべ」に行ってみる。案内が三点セットになっているのも、「三県境も谷中湖も何もないよ。だから最後は道の駅に来てね」ということなのだろう。谷中湖からも見えたそれらしい建物を目指して歩くと、それが道の駅であった。「道の駅きたかわべ」は、物産店、軽食堂、手洗い、申し訳程度の情報センターという、よくある道の駅である。物産店では当然、埼玉県加須市(北川辺)の物産を販売しているが、他に栃木県栃木市、群馬県板倉町の物産も販売しているのが、この地らしい。

この道の駅のすぐ脇を走っている道路を見ると、「群馬県板倉町」の表示が見える。すぐそこに県境があるのだ。さらに100mほど先に「栃木県栃木市」の文字が見える。その先は見えにくいが、さらに数百メートル進むと再び埼玉県加須市に戻るのだ。ここも県境が入り乱れている。

道の駅で休んだあとは、埼玉県から群馬県にちょっと入って、埼玉県内の柳生駅に戻ってきた。ちょうど電車は行ったばかりで、30分待つことになる。東武鉄道もこのあたりは1時間に2本のローカル線だ。まだ正午前だが、このあたりで昼食でも取ろうと思うが、食事を出来そうな店はあったものの閉まっており、他は何もなさそうだ。暑い中を道の駅まで戻る気もなく、おとなしく駅で待ち、次の電車で移動した。東武日光線は特急以外は南栗橋で運転系統が分かれる。南栗橋から先は地下鉄直通の10両編成や8両編成の電車である。南栗橋駅ではおりたことがなかったので、すぐに乗り換えずに外に出てみたが、ここも新興の住宅地という感じで、食事が出来る店が見当たらない。やはり東武の沿線は田舎だ。

駅に戻り、中目黒行きの各駅停車に乗る。新型70000形に初めて乗れた。これはラッキーである。ガラガラに空いた車内と強い冷房で、ガンガン冷える。汗で塗れた服を冷やして風邪を引くかも?

結局、東武動物公園で食事のための途中下車。さすがにここは駅構内でも食事ができる。しかし、どこにでもある「日高屋」や「ロッテリア」にすることもないだろうと思い、街中に出た。東武動物公園駅は宮代町にあるが、駅の東口を出て古利根川を渡ると杉戸町だ。東武動物公園駅も以前は杉戸駅といった。杉戸は日光街道の宿場町で、駅から離れたところが栄えている。といってもまたもや食事が出来る店が見当たらないのかと不安になりかけた頃、1軒のラーメン屋を見つけたので入る。辛味噌ラーメンを注文。冷房がガンガン効いていなければ別のメニューにしただろうな。

駅も戻る途中、杉戸宿場町の面影を残す「漢方薬虎屋跡の松」を見つけた。すぐ近くにある「とらや薬局」は、この「漢方薬虎屋」が現在続いている店なのだろうか。

東武動物公園駅に戻り、急行・中央林間行きでそのまま地下鉄半蔵門線に直通。地下で気付かなかったが、都内に戻ると激しい雷雨があったらしい形跡があった。

という、埼玉県、群馬県、栃木県の旅(?)であった。

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(三県境)

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(県境標)

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(谷中湖/湖面は群馬県と栃木県)

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(道の駅きたかわべ)

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(道の駅きたかわべのすぐ脇に県境)

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(東武70000形)

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(杉戸の漢方薬虎屋跡)

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