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2018年02月18日20:45

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【音楽】 オーケストラ・ナデージダ演奏会@杉並公会堂

今日はコンサートに行った。ほぼ毎回行っているオーケストラ・ナデージダの定期演奏会である。ロシアや北欧の、日本ではあまり演奏されないが実は素敵な作品だというものを演奏する東京のアマチュア・オーケストラである。すなわち私の好みと合う演奏会という訳だ。

今日のプログラムは次のとおりである。

 ・グラズノフ: バレエ組曲「ライモンダ」より第1幕第2場への導入
 ・メトネル: ピアノ協奏曲第2番
 ・シンディング: 交響曲第1番

   指揮:渡辺新/ピアノ:小田裕之
   会場:杉並公会堂 (14:00 開演)


前回までの船堀から荻窪に会場を移しての演奏会である。最初はグラズノフの「ライモンダ」である。この曲は好きだが、「第1幕第2場への導入」ときいて、どの部分だかすぐに分からないという体たらくであった。これは、ドリス伯爵家の守護神「白い貴婦人」が現れたあと、第2番「幻想(ライモンダの夢)」へと続く音楽である。演奏が始まると、まさに夢の場面へと誘うような素敵な音楽だ。クラリネットの奏でる幻想的な旋律に聴き入る。今日のナデージダはかなり素晴らしいようだ。ホールを変えた効果もあるのか、船堀よりも響きがいいようにも感じた。「ライモンダ」の一番良いところだけを演奏したということだろうが、第1幕第2場への導入だけなので、5分ほどで終わってしまう。

続いて、ステージ上のレイアウトを変えたあと、真っ白なスーツに身を包んだピアニストの小田氏が指揮者とともに登場する。メトネルのピアノ協奏曲だ。メトネルの協奏曲を生で聴くのは初めてである。CDでも頻繁に聴いているとは言い難く(ピアノ・ソロ作品は聴いているが)、改めてじっくりと聴かせてもらうことにする。冒頭からピアノが入り、オーケストラと絡みながら、難曲と言われるこの曲が進行していく。しかし、正直言って少し退屈してしまった。眠くなってしまった。どうも、ピアノとオーケストラがうまく合っていないと思われる箇所があり、演奏もややピンとこない印象であった。

休憩時間に知人に会ったが、メトネルについては、眠かったとか、いまいちだったという主旨の、同じような感想のようだった。きっともっと素敵な曲なのだろう。CDで聴き直してみる必要がありそうだ。

休憩のあとはシンディングの交響曲だ。こちらは良かった。やはりナデージダは、メイン・プログラムでは素晴らしい演奏を聴かせてくれる。もともと大好きな第1番だが、冒頭(「ノルウェーの荒海を思わせる激情に溢れた主題」らしい)からして、ぐっと迫ってくる。特に第2楽章は絶品であり、ヴァイオリンによるソリ(ソロの複数形)のあたりは、なんとも言えぬ美しさに引き込まれた。CDで聴いている時はなんとなく流してしまっている箇所もあるが、じっくり聴くと改めてこの曲の良さが分かる。結構演奏時間の長い曲だが、最後まで全く飽きることなく、素敵な演奏を堪能することが出来た。シンディングの交響曲を生で聴いたのも初めてだが、今日の演奏は満足である。

このあと、アンコール演奏があった。「フィンランド人ならほとんどの人が知っている曲」だそうである。聴きながら素敵な曲だなと思っていたが、残念ながら曲名が分からない。終演後に見ると、ティモ・トルキのForeverという曲を、指揮者の渡辺新さんが編曲したものだという。

今日は、(船堀と違って)会場の客のマナーも良く、メトネルでは退屈してしまったものの、グラズノフとシンディングは素晴らしい演奏を聴くことが出来て、満足の演奏会であった。次回の演奏会も楽しみである。
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